スマートフォンの買取再販業者であるCompareMyMobileが、出会い系(マッチング)アプリとスマートフォンの機種に関する調査を行い、「iPhoneユーザーは出会い系アプリで76%も魅力が増す」という結果を発表しました。

Tech me out | CompareMyMobile

https://www.comparemymobile.com/features/tech-me-out/

An iPhone makes you 76% more attractive on dating apps | Appleinsider

https://appleinsider.com/articles/20/08/28/an-iphone-makes-you-76-more-attractive-on-dating-apps

近年は出会い系アプリの利用率が増加しているだけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い利用者数や利用率がさらに増加しているという報告もあります。利用者が急増中である出会い系アプリで、好みの人とマッチングすることはますます困難になりつつあるとのこと。利用者は自身のプロフィールや写真が異性の目に魅力的に映るよう創意工夫を懲らしていますが、それだけでなく「使用している携帯電話」にまで気を配らなければならない可能性があります。

CompareMyMobileの調査によると、現代のミレニアル世代の若者は「相手がどんな車に乗っているか」よりも「相手がどこのメーカーのスマートフォンを使用しているか」を気にするようになっているとのこと。

以下のグラフはガジェット別に「使用していると出会い系アプリでマッチング率がどの程度変化するか」を示したもの。Apple製品は軒並みマッチング率が上昇するそうで、特にiPhoneユーザーは平均よりも76%もマッチング率が上昇する模様。一方で、Google(10%)・ソニー(14%)・Huawei(23%)・OnePlus(30%)・BlackBerry(74%)といったメーカーの端末を使用しているユーザーはマッチング率が低下するとのこと。



年齢および性別ごとにどの程度「相手がどこのメーカーのガジェットを使用しているか」を気にするかをまとめたのが以下のグラフ。左が「男性が相手の使用しているガジェットに影響される割合」で、右が「女性が相手の使用しているガジェットに影響される割合」、縦が年齢層を表しています。驚くべきことに相手の使用しているガジェットのメーカーに影響される割合は圧倒的に女性が高く、男性は女性ほど相手の使用しているガジェットのメーカーにはこだわらないことがよくわかる結果に。特に26歳以上の男性で相手の使用しているガジェットのメーカーに影響される割合は10%未満と非常に低くなっています。



さらに都市別でみると、アメリカのニューヨークやイギリスのロンドン、アメリカ・サンフランシスコ、アメリカ・ロサンゼルス、カナダ・バンクーバー、イギリス・マンチェスターといった都市の人が特に相手の使用するメーカーに影響されているとのこと。興味深いのは都市別で特に魅力的とされるガジェットが異なる点で、ニューヨークではAppleのEarPods、ロンドン・ロサンゼルス・バンクーバーではiPhone 11、サンフランシスコ・マンチェスターではApple Watchが「最もホットなガジェット」とされています。