昨年『キングオブコント』に初参戦し、2回戦で敗退したギニア共和国出身のタレント、オスマン・サンコン(71)と現役医師・大竹真一郎氏(52)によるお笑いコンビ「お医者さんコン」が、元駐日ベナン共和国特命全権大使でタレントのゾマホン・ルフィン(56)を加え、お笑いトリオ「お医者さんコンとゾマホン」として今年も参加することを表明した。

「お医者さんコンとゾマホン」として参加する現役医師・大竹真一郎氏(中央)、オスマン・サンコン(左)、ゾマホン・ルフィン(右)


大竹医師は「昨年はオスマン・サンコンとコンビを組み、1回戦は勝つことができました。その勢いで2回戦に挑みましたが、優勝したどぶろっくさんや今をときめく方々が周りにいらっしゃって、雰囲気にのまれて2回戦で敗退してしまいました。まだまだメンタルが弱いということで、それを強化するために助っ人としてゾマホンを迎えトリオで挑戦します。昨年以上の結果を目指して頑張ります!」と気合十分。サンコンも「去年初めて出場して2回戦で残念ながら敗退してしまいました。今年はゾマホンを迎えて3人で頑張ります!」と意気込みを述べた。

初出場となるゾマホンは「サンコンさんは僕の大先輩、本当にお世話になっている。でも、この人(大竹)本当にお医者さん? 怪しいねー!」と大竹医師をイジって早くも周囲の笑いを誘い、一方で優勝賞金1000万円の使い道については「故郷、ベナンの福祉のために使いたい。リタイヤした人のための施設をつくりたい」と真摯な気持ちを語った。

また、「ナハナハ!」のギャグでお馴染みのタレント・せんだみつお(72)が、同じ事務所に所属するプロレスラー・カーベル伊藤(49)とお笑いコンビ「せんちゃんいとちゃん」を結成し、初参戦を表明した。

『キングオブコント2020』は、7月8日より予選1回戦がスタート。例年は6月下旬から行われる予選1回戦。今年は新型コロナウイルスの影響で遅れが生じたが、無事、戦いの火ぶたが切られた。予選会場は感染防止対策で客席を50%以下、東京会場は約10%に制限、観客はソーシャルディスタンスを保っての観戦となり、出場者は感染防止に配慮された会場でコントを披露した。

大会へのエントリーは7月17日必着。大会の日程は7月25日まで予選1回戦が行われ、7月29日からは予選2回戦。8月14日から準々決勝。そして準決勝は9月3日・4日にマイナビBLITZ赤坂で行われ、決勝はこの秋TBSで放送される。果たして、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。







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