サッポロ、雫で発泡酒回帰狙う
サッポロビール(福永勝社長)は12日、東京都渋谷区の同社本社で新商品発表会を開き、発泡酒の新商品「雫(しずく)」を5月17日に発売すると発表した。
同商品は、通常の発泡酒よりも麦汁のろ過時間を長くすることで、麦芽のうまみをゆっくり抽出する「スローメイド製法」を採用した。商品の名前にもなっている「雫」を缶上に大きくデザインしたのが特徴で、デザインの視認性を高めるため、缶上部の段をなくした滑らかな曲線の「スムース・ネック」とした。
同社マーケティング本部長の寺坂史明専務は「新ジャンル(いわゆる、第3のビール)が出て、発泡酒の販売量は下がっているものの、ボリュームはまだある。5月1日の酒税変更で発泡酒カテゴリーへの回帰が起こってくるとも予想している」と話した。
同社は「雫」を、「麦芽のうまみで発泡酒がすごいことになってきた。」をキャッチコピーに、発売前から演出家の宮藤官九郎さんによるテレビCMと、サッポロビールイメージガール山下奈々さんによるキャラバンなどで、積極的に宣伝していくという。
350mlと500mlの缶を発売する。価格はオープン。【了】
同商品は、通常の発泡酒よりも麦汁のろ過時間を長くすることで、麦芽のうまみをゆっくり抽出する「スローメイド製法」を採用した。商品の名前にもなっている「雫」を缶上に大きくデザインしたのが特徴で、デザインの視認性を高めるため、缶上部の段をなくした滑らかな曲線の「スムース・ネック」とした。
同社は「雫」を、「麦芽のうまみで発泡酒がすごいことになってきた。」をキャッチコピーに、発売前から演出家の宮藤官九郎さんによるテレビCMと、サッポロビールイメージガール山下奈々さんによるキャラバンなどで、積極的に宣伝していくという。
350mlと500mlの缶を発売する。価格はオープン。【了】