“黄金比率”から見た「世界で最も美しい男性の顔」はロバート・パティンソン

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顔のパーツ配置をいわゆる“黄金比率(ゴールデン・バランス)”に基づき分析し決定する「世界で最も美しい顔」が、今年も英「Centre For Advanced Facial Cosmetic And Plastic Surgery」の美容整形外科医ジュリアン・デ・シルヴァ氏により発表された。

ルネッサンス時代の画家達によって実際に使われていたという、古代ギリシャに伝わる“黄金比率(ゴールデン・バランス)”。それには耳の長さと鼻の長さが同一であること、目の幅と2つの目の距離が等しいことに加え、髪の生え際から両目の間、両目の間から鼻下、鼻下から顎下までの距離、各パーツの左右対称率などが「美しさ」を測る際の目安として挙げられている。

英在住の美容整形外科医ジュリアン・デ・シルヴァ氏は、美しさの比率を示すこの法則をもとに最新のデジタル・マッピング技術を用いて、ハリウッドの男性セレブの顔の輪郭、目、眉、鼻、唇、顎などの左右のバランスやそれぞれの距離を測定。このほどその数字に基づいて検証した「世界で最も美しい顔」のランキングを発表した。

デ・シルヴァ医師の検証によれば、この黄金比率に基づいた「理想的な顔立ち」を100%とした場合、英出身俳優ロバート・パティンソン(33)の顔立ちは92.15%という近似値を記録したそうで、科学が証明する「世界で最も美しい男性の顔」トップの座を獲得したという。“美しすぎる吸血鬼”として映画『トワイライト』シリーズで絶大な人気を博したロバートの顔は、各パーツがそれぞれ王道の形をしており、特にくっきりとした顎のラインは95.1%という高い近似率を記録したそうだ。

第2位に選ばれたのは、スーパーマン役で人気を博した英俳優ヘンリー・カヴィル(36)で彼の顔の近似率は91.64%であった。額は98%、唇のサイズ・形は97.1%とパーツ毎で見ると最も高い数字を記録したヘンリーの顔は、目と目の距離が理想値から外れていたため、僅差で2位になったという。

続いて第3位にランクインしたのは、顔の輪郭と鼻の形以外はほぼ黄金比率、91.08%の近似率をマークしたブラッドリー・クーパー(45)の顔だった。額や目の形といったパーツで高数字をゲットしたブラッド・ピットは、総合90.51%の近似率で第4位にランクインした。デ・シルヴァ医師は56歳という年齢で第4位につけたブラッドを「エイジレス・ビューティー」と絶賛している。

89.91%の近似率で第5位につけたのは俳優ジョージ・クルーニー(58)だ。目のまわりのたるみや顔の削げ具合などここ数年で加速した加齢現象は否めないが、還暦間近でありながらトップ5入りを果たしたのは、生まれつきの“グッド・ルックス”のおかげだとデ・シルヴァ医師は分析している。第6位以下は次のような結果となった。

・第6位 ヒュー・ジャックマン(89.64%)

・第7位 デヴィッド・ベッカム(88.96%)

・第8位 イドリス・エルバ(88.01%)

・第9位 カニエ・ウェスト(87.94%)

・第10位 ライアン・ゴズリング(87.48%)

ちなみに昨年10月、デ・シルヴァ医師が発表した「世界で最も美しい女性」のランキングではモデルのベラ・ハディッドが94.35%という驚異的な数字で見事第1位に選ばれている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)