(2)右手を真上に伸ばし【息・吸う】、上体を左に倒す【息・吐く】
 こんにちは。ヨガインストラクターの高木沙織です。

 普段あまりじっくり見ることのない自分の胸。鏡の前に立って見てみると意外と「あれ、私のバストってこんなに垂れてた? 形が悪かった?」とドキッとします。

 今回は、昔と比べてボリューム減な“老けバスト”を加速させる日常生活での習慣を挙げていくので、心当たりのある方は早速改めましょう。

◆老けバストになるダメ習慣3つ

 まずは、垂れ・形の崩れた老けバストになってしまう原因からお話しします。

 バストの形が崩れる原因はいろいろとありますが、胸のまわりの筋肉が凝り固まっていることも大きく関係してきます。そもそも胸のまわりの筋肉は、日頃からあまり使われることがありません。そのため、凝り固まってバストの形を崩したり、血液循環を悪くしてハリを失わせたりするのです。

 それに加えて下記のような習慣に心当たりがある方は、胸まわりの筋肉の凝り固まりを加速させる恐れがあります。

●決まった動きの範囲内で過ごす
電車でつり革につかまる、高い場所にあるものを取る、扉を押す、カバンの持ち手を肩にかけるなど、胸まわりの筋肉が決まった範囲内での動きで過ごす。

●気が付くと猫背の姿勢
骨盤が後傾して背中は大きく丸まり、肩は内側に入り……。このような姿勢が長時間続くとバスト周辺の血液・リンパの流れが悪くなる。

●体が冷える環境での生活
冷房が効いた涼しい屋内で過ごしたり、湯船に浸からなかったりといった生活は体(胸まわりの筋肉を含む)を冷やして動きを悪くしたり、血流を悪くしたりする。

 では次に、胸まわりの筋肉を活性化する方法をお伝えしましょう。

◆美乳ヨガ1:胸周りの筋肉をほぐす

まずは、腕を大きく回してガチガチになった胸まわりをほぐしていきます。

(1)床にあぐらの姿勢で座り、両手の指先をお尻の横につく

(2)右手を真上に伸ばし【息・吸う】、上体を左に倒す【息・吐く】

(3)右手指先を体の前に下ろしてきたら、大きな丸を描くように回す×5回
※目線は指先を追いかけ、胸の開閉を意識しながら円を描く

(4)1の姿勢に戻り、反対側も同様におこなう

◆美乳ヨガ2:胸周りの筋肉をしっかり動かす

 続いては、ヨガのポーズを組み合わせていきましょう。胸まわりの筋肉をしっかりと使っていきます。

(1)床に四つ這いの姿勢になる
※手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく

(2)つま先を立てたら尾骨を斜め上に突き出すように腰を引き上げ「ダウンドッグ」のポーズで5呼吸キープ

(3)重心を前に移動させ手首の上に肩を持ってきたら、体を斜め一直線にした「ストレートアームプランク」で5呼吸キープ
(4)尾骨を斜め上に突き出し「ダウンドッグ」に戻ったら、(2)〜(3)の動きを3回を目安に繰り返す

 手で床を“押す”力を意識しておこないましょう。

◆美乳ヨガ3:胸周りの筋肉をリラックス

 最後は、ヨガの「ラクダのポーズ」を取ってフィニッシュ。前の過程でしっかりと使った胸まわりの大きな筋肉をリラックスさせてあげます。

(1)床にひざ立ちになり、両手を腰に添える

(2)上体を反らしながら後屈し、片手ずつかかとをつかむ

(3)胸を突き出し、頭を垂らしたら5呼吸キープ
※起きてくるときは、片手ずつ腰に戻してゆっくりと

 ここまでくると、胸のまわりがポカポカと温かくなってきたのを感じられるのではないでしょうか。それに加えて、猫背だった姿勢も胸が開いた姿勢へと変わってきているはず。

 日常的に狭い可動域のなかでしか動かない胸まわりの筋肉をほぐす・使うことでバストの位置・ハリをキープ。老けバストへの道をストップさせちゃいましょう。

<文/高木沙織>

【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Blog、Instagram:@saori_takagi