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QBIT Roboticsは、ロボットカフェのパッケージ「&robot café system」を用いた新しい形態の店舗マーケティング実証実験を11月9日から阪神西宮駅の商業施設「エビスタ西宮」で実施することを発表した。

●約2坪のスペースで開店できるロボットカフェ「&robot café system」
QBITは、カフェ業態事業の一環としてUCCグループと共同でロボットカフェのパッケージ「&robot café system」を受注販売している。同パッケージは、ロボット/カフェマシン/カウンター筐体があらかじめセットアップされたKIOSKタイプのロボットカフェ。わずか約2坪のスペースで、店舗を開店することできる。販売、提供、機材の洗浄などを自動で行ってくれるため、ほぼ無人で運営することが可能。


1時間あたりドリップコーヒーなら20杯、カフェラテなら30杯提供可能。
阪急阪神不動産と阪急阪神ビルマネジメントの2社は同パッケージを採用することを決定。飲食店経営のトロワイグレック ラテールグループが運営主体となり、2019年11月9日(土)から、Cave de Terreエビスタ西宮店「カフェロボット」を阪神西宮駅の商業施設「エビスタ西宮」に開店する。QBITはこの店舗でロボットとAIを用いた、新たな店舗マーケティングの実証実験を行う。  

Cave de Terreエビスタ西宮店「カフェロボット」 主なメニュー:
・ドリップコーヒー、カフェラテ、カフェモカ、いちごオーレ(あまおう果汁使用)など
・価格:280円〜320円(税込)

●AIとロボットを用いた仕組みが売上にどう貢献するか
AIを活用して接客ロボットが気の利いたことを顧客に話しかける実証実験も行う。カフェを利用した顧客の性別、年齢、表情などをカメラとAIが識別、属性に合わせて適切な話しかけやパフォーマンスを行う。さらに、接客対応後のお客のリアクションも識別し、「笑顔」と「売上」を評価ポイントとした成果を学習。ロボット自身の接客スキルを日々向上させていく。(AIは利用者や状況の特徴点を数値化して学習するため、個人の特定を行わない)
このような「AI」と「ロボット」を用いた仕組みが実店舗において、売上にどのように貢献するか、定量的なデータを取得する予定。またロボットによる接客が人間の接客より、来店者が素直な反応を示すと言われているため、同社は今までにない消費者インサイトのデータを取得できると考えているという。

●導入の背景
阪急阪神グループは、「&robot café system」の、より早く、より多くの集客サービスを行えるという点に着目。一般的なカフェ店舗開店までの準備期間は6カ月〜1年間を要すが、同パッケージは筐体、ロボット、調理機器など必要な機器があらかじめセットされたオールインワンとして提供されるため、筐体設置後わずか数時間で開店可能。また遊休スペースを早期に活性化できる点にも注目したという。
導入される「&robot café system」は短期的集客施策として、他の商業施設にはない「ロボット」というシンボルで人目をひき、子連れファミリーなど集客を見込む。さらに長期的にも、お客に合わせて話しかける接客対応を行うロボットを用いて、幅広い年齢層に支持を受けることで、リピーター獲得に繋がると期待されている。

(山田 航也)