医師のひかつ先生が自身のYouTubeチャンネルで「1日30分睡眠は本当に可能か?99%の人が知るべき睡眠の真実」を公開した。動画では、SNSで話題を集めている「1日30分睡眠」を提唱するショートスリーパー堀大輔氏の主張に対し、医学的な視点からその危険性について強く警鐘を鳴らしている。

動画の冒頭、ひかつ先生は「ショートスリーパーと呼ばれている人は全世界の人口で1パーセントもいない」と指摘し、99パーセント以上の人は適切な睡眠時間を確保する必要があると語る。特定の個人が提唱する睡眠改善プログラムについて、対談動画で「それは医者としての意見ですよね?エビデンスは?」と反論されたことに触れ、医師としての見解は膨大な医学的データに基づいていると強調した。

さらに、少数のデータに基づく主張に対し、「もしそれが本当に素晴らしいんだったら論文を書きましょうよ」と提言。学術的に発表しない限り、それは単なる個人の意見であり、「インチキと言われても仕方ない」と厳しい見方を示した。また、8歳の子どもの睡眠時間を削ったというエピソードに対しても、一般的に子どもは十分な睡眠が必要であるとし、世界的な基準である6から8時間の睡眠を無視する風潮に苦言を呈している。

続いてひかつ先生は、自身の適正な睡眠時間を知る方法として「数日間好きなだけ寝る」という実験を紹介。最初は長く眠っても、数日後には一定の睡眠時間に落ち着くのがその人の適正な睡眠時間だと解説した。また、「6時間未満の睡眠を続けると、軽く酔っ払っているのと同じぐらいの判断力になる」と警告し、慢性的な睡眠不足がもたらす深刻な影響について力説した。

最後にひかつ先生は、世の中に存在する極端なメソッドに惑わされず、自分に合った適切な睡眠時間を確保する重要性を説いた。「一般的には寝てください」というシンプルかつ核心を突くメッセージで、視聴者に正しい健康管理を呼びかけている。

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