キヤノンのカラビナカメラ日本版「iNSPiC REC」、Makuakeで先行販売開始
キヤノンが、カラビナ型のウェアラブルカメラ「iNSPiC REC」の先行販売を国内クラウドファンディングサイトMakuakeで開始しました。価格は1万4850円(税込)。

iNSPiC RECは、海外では「IVY REC」としてindiegogoでのクラウドファンディングを実施していた製品。つい先日は米国でファンディングの成功を受け、一般販売が発表されていました。

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主にアウトドアの利用を想定しており、水深2mで約30分までの撮影が可能(IP68等級相当)。耐衝撃性も備えており、子供が乱暴に扱っても壊れにくいとしています。

本体は手のひらサイズで、重さはわずか90g。カラビナ型クリップを使いバッグやベルトなどに身に着けられます。また、ファインダーやディスプレイを搭載しませんが、このカラビナ部がファインダーの機能を兼ねています。

カメラとしての性能は1300万画素、焦点距離は35mm換算で25.4mm。撮影データはmicroSD(最大256GB)に記録し、専用アプリでスマートフォンに同期します。バッテリーは充電式で、1回の充電で静止画約1000枚、動画なら約60分(フルHD/60p)の撮影が可能です。

また、フェイスプレートは交換可能になっており、交換用フェイスプレートを含むセットも用意されています。



カラーバリエーションはブルー/グリーン/ピンク/ブラックの4色。



初出となったCP+2019では「ソトアソビカメラ」として参考出展されていたiNSPiC REC。当初の名の通り、海や登山など、カメラやスマートフォンを取り出すのが躊躇われるシーンや、子供に持たせて自由に撮影するような用途では活躍しそうなカメラです。