ドメニコ・テデスコ氏が新天地を見出した。34才の指揮官は月曜、スパルタク・モスクワへの入団を発表。FCシャルケ04は同氏との契約を、両者合意の上で解消したことも明らかにしている。

 テデスコ氏にとってシャルケでの最後の試合となったマンチェスター・シティ戦から7ヶ月、危機的状況に喘ぐ昨季ロシア王者スパリタク・モスクワの立て直しを託された。契約期間は2022年までで、さらに元ドイツ代表アンドレアス・ヒンケル氏も共にロシアへと渡る。

 「大きなカリスマ性をもったクラブの1つであり、今回のタスクを前に非常にワクワクしているところだ」と、テデスコ監督は最初のプレスカンファレンスにて喜びを語った。

 スパルタクはリーグ戦12試合を経過して9位と低迷。勝ち点14を7節目までに獲得して以降、完全に停滞しているところだ。CEOはドイツ人のトーマス・ツォルン氏が今年5月より就任、今夏には元ドイツ代表アンドレ・シュールレをドルトムントより獲得。しかしながらリーグ戦のみならず、ELでは予選にでブラガに敗退を喫するなど、厳しい状況へと陥っているところだ。