4回に同点打を放つソフトバンク・内川。投手・岸、捕手・太田

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パCSファーストステージ第3戦

○ ソフトバンク 2 − 1 楽天 ●

<10月7日 ヤフオクドーム>

 ソフトバンクが連勝。ファーストステージの対戦成績を2勝1敗とし、6年連続となるファイナルステージ進出を決めた。楽天は第1戦に勝利したものの、第2戦に続き連敗。2019年シーズンが幕を閉じた。

 ソフトバンクは1点を4回、二死から4番・デスパイネ、5番・グラシアルの連打で好機を作ると、6番・内川も右前適時打で続き同点。試合を振り出しに戻した背番号1は「打ったのはストレートです。このチャンスで絶対に打ってやろうと思ってました。すぐ追いつけて良かったです」と振り返った。7回は再び内川が、決勝ソロを左翼席へ。レギュラーシーズン打率.256と苦しんだベテランが、負けられない大一番で勝負強さを発揮した。

 投手陣は先発・高橋礼が6回途中2安打1失点と好投。6回は高橋純、7回は甲斐野が見事な火消しを見せ、9回は守護神・森が締めた。

 楽天は4回、3番・浅村のこのステージ4本塁打目となる右越えソロで先制するも、その後は好機を逸し続け無得点。先発の岸は6回1失点と好投したが、同点の7回を託された2番手・宋が、内川に決勝ソロを浴びた。