「若い選手はサカイをお手本にして」フランスの著名解説陣が絶賛した、酒井宏樹の“決定的”な仕事【現地発】
そのうち、辛口アナリストのジル・ファバール氏は、「話にならない」と手厳しくマルセイユの選手たちを切って捨てた。ところが「サカイは?」と聞かれると、「彼は自分の仕事をした」と語ってニンマリし、珍しく批判しなかったのだ。
討論を仕切る番組創設者で、フランス・フットボール界に大きな影響力をもつオリビエ・メナール氏も、採点コーナーで酒井を取り上げられなかったことを悔やむかのように、「今日はサカイもよかった」と念押ししていた。
故障者や出場停止の続出で、昨シーズンと似たような状況に陥っているマルセイユ。酒井自身も怪我に見舞われ、新監督の下で戸惑っている感もあった。だがこの試合を観る限り、ファンから愛されているヒロキ・サカイは健在だ。今後も決定的な守備でチームを救いながら、チャンスがあれば攻撃でも結果を残したいところだ。
文●結城麻里
text by Marie YUUKI
