中国傘下になった元日産の電池子会社、技術者1000人体制へ新卒採用に着手
エンビジョンAESCの母体は日産自動車の子会社だったオートモーティブエナジーサプライ(AESC)。3月末にエンビジョングループへの売却が完了し、親会社が変わった。以前は日産が主体的に採用活動を行っていたが、自社で採用活動に乗り出す。
さらに現在勤める従業員を通して、人材を紹介してもらう採用手法「リファラル採用」を導入。採用活動を人事部だけでなく全社的に展開する。また、エンビジョングループの資源やノウハウを活用し、中国現地での人材採用や語学や異文化教育制度の導入を図る。
エンビジョンAESCはエンビジョングループによる買収などで事業のグローバル化と多様化が進んだ。旧AESCは正社員に占める外国人比率は約2%だったが、現在約48%に達した。そのため人材の量だけでなく、高い語学力など人材の質も重視する。
一方、電気自動車(EV)などの拡大が見込まれており、成長が見込まれる電池市場では人材の争奪戦が起きている。同社は人材の定着も重視しており、今後3年間で技術者と経営層がコミュニケーションできる場を定期的に設けたり、定年延長など人事制度の見直しにも着手したりする考え。
