連邦政府によって死刑に処せられた最後の人物は、米陸軍兵士のルイス・ジョーンズ・ジュニア死刑囚であり、別の兵士の強姦および殺人の罪で2003年に死刑に処せられた。ジョーンズ・ジュニア死刑囚は、ジョージ・W・ブッシュ政権下で死刑に処せられた3人のひとりである。ブッシュ政権以前、連邦政府は1963年から死刑を行なっていなかったのだ(テキサス州知事としてブッシュ氏は154件の死刑を執行し、米国史上もっとも多くの死刑を執行した知事という記録を打ち立てた。ブッシュ氏の記録は、後任を務めたリック・ペリー氏によって破られた。ペリー氏は現在、米エネルギー省長官である)。

民主党の大統領候補者のほとんどは死刑反対派である。元副大統領のジョー・バイデン氏は、かつては死刑を支持していたものの、死刑賛成派の態度は和らぎつつあると指摘しているし、モンタナ州知事のスティーブ・ブロック氏も状況に応じた死刑は支持する、と述べている。

死刑情報センターによると、米国には連邦レベルの死刑囚が62人いる。そのなかにはボストン・マラソンの爆破事件で有罪判決を受けたジョハル・ツァルナエフ死刑囚、サウスカロライナ州チャールストンの銃乱射事件で有罪判決を受けたディラン・ルーフ死刑囚なども含まれる。62人の死刑囚のうち9人は、死刑が廃止された州の受刑者である。