アメリカツアー中のドルトムント

写真拡大

 アメリカツアー中のドルトムントと対戦したシアトル・サウンダーズが8歳のGKを“先発起用”し、話題となっている。英『BBC』が報じた。

 ドルトムントは18日、アメリカツアー最初の親善試合でシアトル・サウンダーズと対戦。試合開始時にシアトル・サウンダーズのゴールマウスに立ったのは、白血病を患う8歳のブヒーム・ゴヤルくんだった。同メディアによると、公益財団法人メイク・ア・ウィッシュとのパートナーシップを通じて実現した企画のようだ。

 ドルトムント側がキックオフと同時にブヒームくんへボールを送ると、正確にトラップしたブヒームくんは味方へパス。シアトル・サウンダーズの選手がピッチの外に蹴り出してプレーを切り、ブヒームくんは大きな拍手と歓声を受けながらベンチに下がった。

 なお、試合はドルトムントがFWマリウス・ボルフ、FWパコ・アルカセル、MFジェイドン・サンチョのゴールで3-1の快勝。ドルトムントは20日にリバプール、28日にウディネーゼ、31日にザンクト・ガレンとテストマッチを行う予定となっている。