FCシャルケ04のハジ・ライトが、オランダ1部エールディビジのVVVフェンロへと移籍することが明らかとなった。米国人FWはフェンロと単年契約を締結。しかしながらさらに1年間の延長オプションも付随している。

シャルケでマネージャーを務めるヨッヘン・シュナイダー氏は、「ハジにとっては、非常に意義のあるステップだよ。実戦経験をつみプロとしてのキャリアを歩んでいくためにはね」とコメント。今回の移籍について「非常にパートナーシップな解決策だ」と表現し、「ハジの健闘を祈る」とエールを送った。

シャルケとの契約を2020年まで残していた、身長193cmと長身のFWは、2016年冬にニューヨーク・コスモスから加入。当初はレンタルでそのままプレーを続け、シャルケの下部チームに加わると、2017/18シーズンにはザントハウゼンにレンタル移籍していた。

そこで15試合に出場して1得点に終わると、翌シーズンからは再びシャルケの下部チームにてプレーし、昨季はシャルケのトップチームにて7試合に出場。これからは戦いの舞台を、オランダへと移すことになる。ライトは今回の移籍で「重要な存在になりたい」と意気込みをみせ、首脳陣との話し合いで「いい感覚を覚えている」ことも明かした。