井上尚弥(左)とノニト・ドネア【写真:Getty Images】

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元トレーナーのロベルト・ガルシア氏がWBSS決勝に言及

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝進出を決めたWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。決勝戦で激突する5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の元トレーナーで、4階級制覇王者のマイキー・ガルシア(米国)の兄ロベルト・ガルシア氏は「イノウエは本当に凄い」と強さを称賛する一方で「ノニトは左フックを叩き込む術を見つけるだろう」とかつての愛弟子の閃光炸裂を予想している。

 米ボクシング専門誌「ザ・リング」の公式YouTubeに登場した名伯楽。かつての教え子と井上の頂上決戦について質問されると、モンスターの強さについて笑顔でこう語った。

「イノウエは本当に凄い。彼は次にノニトと戦う」「すべてにおいてイノウエ本命になることはわかっている。彼は若い。パワフルで、この階級を支配している」

 井上の強さを認めながらも、かつての愛弟子に対する愛情も忘れることはない。

ガルシア氏「ノニトは私の教え子だ。応援しているよ」

「ノニトは私の教え子だ。応援しているよ。ノニトは左フックを叩き込む術を見つけるだろう。彼はこれまでも何度もやってきた。彼は世界王者で偉大なKO勝ちも収めた。興味深いファイトになるだろうね」

 モンスターの強さを認めながらも、よく知るかつての愛弟子の“宝刀”左フックが炸裂すればチャンスはあると分析している。

 開催時期や場所は未定だが、この時期から話題となるほど、井上とドネアの頂上決戦への注目度は高い。(THE ANSWER編集部)