昆布とカツオの旨味が凝縮したダシあんをとろりとかけていただく「ふわとろ海老ごはん」(972円)/美々卯・阪神梅田本店

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うどんすきで有名な「美々卯」やとんかつの「KYK」、弁当の名店「水了軒」など、関西の人気店の味を押さえながらも、韓国、中国、タイ料理といったワールドワイドな弁当までそろう阪神梅田本店。人気の駅弁が並ぶ「淡路屋」まであり、旅心も刺激する弁当がいっぱい。そんな阪神梅田本店から、編集部が食べ比べて選んだお弁当をご紹介!<※情報は関西ウォーカー(2019年3月26日発売号)より>

【写真を見る】玄米ロールやキヌアなど1月2日日分の野菜が摂れる和さらだ弁当(1080円)/日本のさらだ いとはん・阪神梅田本店

■ 美々卯

大阪・堺で創業、ミナミの戎橋北詰に場所を移し、看板メニューである「うどんすき」を考案した名店。北海道の利尻昆布、土佐清水の宗田鰹節、枕崎の本枯節から2時間かけてとるダシが命。

ふわとろ海老ごはんは、エビの炊き込みご飯の上に大きなオムレツが。とろみのある特製のダシあんも濃厚!

「カツオ風味のダシあんがふわとろ卵と相性抜群。また、風味豊かなエビの炊き込みご飯にもダシの深みが感じられ、「美々卯」の神髄を実感です」(ライター・田村)

■ 水了軒

1975(昭和50)年以来のロングセラー駅弁。ダシを効かせて炊き込んだ煮物や玉子、エビや練りものなど、少しずつたくさんの味が楽しめるよう工夫された、世代を超えて愛される幕の内弁当。

魚介や野菜、玉子、鶏肉や豆など、素材のバランスが抜群。しっかりとした味付けでご飯が進む。

「優しい味の煮物や俵型のおにぎりなど、シンプルさがいい!ボリュームもちょうどよくて、関西の定番弁当として愛され続けているのも納得」(編集部・重藤)

■ カンナムデリ

種類も豊富な韓国海苔巻きを中心に、ナムルやキムチ、チヂミなどの総菜も販売。彩り膳は、野菜キンパ、ニラチヂミ、ヤンニャムチキン、チャプチェ、2種のキムチ、プルコギまで入った充実の品ぞろえ。

ゴマ風味のキンパやコクのあるヤンニャムチキンなど、バリエーションが豊か。辛さも抑えめ。

「名物の野菜キンパや、チヂミやヤンニャムチキンなど人気の総菜が詰まっていて、少しずついろんな種類が食べられるから満足度も高め!」(編集部・重藤)

■ KYK

1965(昭和40)年に三宮の地下街に1号店をオープン。厳選した豚肉を独自レシピのパン粉で包み、植物性油100%で揚げたトンカツが自慢。

豚肉のヘレ肉にバラ肉を巻きカラッと揚げてジューシーに仕上げた、人気No.1のヘレとんかつを弁当に。

■ 柿安ダイニング

1871(明治4)年創業の「柿安」が手がける総菜店。上質な肉や新鮮な野菜など、こだわりの食材を取り入れた、季節感のあるできたてメニューが並ぶ。

黒毛和牛をたっぷりのせた弁当。タケノコやピンクの飾りの酢レンコンが入った春限定版。

■ イーション

eat(食べる)+fashion(ファッション)を組み合わせた店名どおり、目にも鮮やかな色使いの弁当がズラリ。2か月周期でメニューが変わる。

一度に28品目の食材がとれるヘルシー弁当。豆腐ハンバーグが2個と彩り豊かな野菜を存分に。

■ 淡路屋

1903(明治36)年に神戸で創業し、駅弁の旨さを広めた老舗。神戸や明石の食材をふんだ

んに使用し、今や駅弁を超えた神戸名物に。

アナゴやタコ、野菜をタコ壺風の陶器に盛り付け。タコ飯の中に入った刻みアナゴの風味も格別。

■ チャンロイガウ

本格的なタイ料理が手軽に食べられる弁当が充実。グリーンカレーとガパオなど組み合わせも豊富。ヤムウンセンなどの単品も人気。

ココナッツミルクの風味がまろやかなマッサマンカレーと人気のガパオ、パッタイを一緒に。

■ 四陸

医食同源の考えに基づいたヘルシーさ、素材の多様性、卓越した加熱技法、合理的な調理技術を駆使した、ワンランク上の中華総菜を提供。

■ さかなやの寿司

鮮魚店がプロデュースする寿司のテイクアウト専門店。新鮮な旬の魚や高級食材を使った寿司を持ち帰ることができるので大好評。

ズワイガニとエビ、ウニを一度に味わえる、阪神百貨店オリジナルの贅沢な海鮮丼。

■ 日本のさらだ いとはん

季節の食材をサラダにする和総菜の店。湯葉や柚子胡椒などを使った、日本伝統の味を楽しめる豊富な品ぞろえがうれしい。

1日の目標野菜摂取量の約半分がとれる。玄米ロールや鶏肉豆腐ハンバーグも入って健康的。

■ まねき

1888(明治21)年に幕の内駅弁を初めて発売した店。

■ 京のおばんざい 野村

京都の家庭の味をベースにした体に優しい和弁当。(関西ウォーカー・関西ウォーカー編集部)