日テレと博報堂、MR技術を活用したテレビCMを3種類開発 スマートグラス時代に向けて
MR技術とは、現実の世界に仮想の世界を重ねて「拡張」するAR技術にVR技術を融合した技術。カメラやセンサーを駆使することで、キャラクターの後ろ側に回り込んだり、近づいて自由な角度から見たりと、目の前の空間にさまざまな情報を3Dで表示させ、さらにタッチといった入力が行えるようになる。

今回の開発では、日本テレビmixtaチームと、博報堂らが、テレビCMの目的を分析し、MRを活用した具体的な体験拡張ポイントや課題解決ポイントを抽出。これに体験型要素を加えた「テレビCMの世界観を拡張するコンテンツ」を3種類開発した。
「MR CM」のプロトタイプコンテンツはMRデバイス(スマートグラスなど)を着用し、通常のテレビ画面の中のCMを視聴していると、画面の中からCMに登場する人物が目の前に出てきて一緒に商品を楽しんだり、キャラクターがリビングに現れて一緒にゲームを楽しんだり、商品の詳細な説明を一対一で聞くなどの体験が可能。

今回開発された3種類のコンテンツは、スマートフォンアプリ「mixta ARアプリ」からARでの擬似体験をすることができる。また、BS日テレ「チルテレ」内のSENSORSコーナーにて、同アプリと放送を連動させた実証実験が行われる。

mixta ARアプリを活用したAR視聴体験のイメージ
実験では、同アプリを利用することで上の画像のように「実際の放送と同期したAR視聴体験」が可能。チルテレの放送時間は、3月13日(水)、20日(水)、27日(水)の23時~23時30分まで。
日本テレビと博報堂らは、今回の「MR CM」プロトタイプ開発で獲得した知見を活かし、テレビCMをMRやARを活用した"体験型"に世界観を拡張することで、"新しい広告の役割と楽しさ"を生み出し、メディアや広告の未来を創造していきたいと考えている。
(山田 航也)
