3月3日のできごとは「Nintendo Switch 発売」「Ryzen 7 発売」ほか:今日は何の日?
3月3日のおもなできごと
2011年、キヤノンが「EOS Kiss X5」を発売
2016年、SCEが「PlayStationVita Starter Kit」を発売
2017年、AMDが「Ryzen 7」を発売
2017年、任天堂が「Nintendo Switch」を発売
2017年:発売から長い間、品薄状態が続いた家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」
据え置きゲーム機としても、携帯ゲーム機としても使える新スタイルのを実現したのが「Nintendo Switch」。任天堂の新モデルということで発売前から注目を集め、予約すら難しい状況となっていた製品がついに発売となりました。
生産数が少ないはずはないのですが、入荷しても即完売、もしくは抽選販売になるといった状況が長く続き、欲しくても買えなかった人も多かったのではないでしょうか。2017年末くらいになって、ようやく入手しやすくなりました。
ちなみにハードウェア的には、SoCがNVIDIAのTegra X1(カスタマイズ)、メモリー 非公開(4GB)、32GB eMMC、6.2インチ液晶(タッチ対応、1280×720)、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)といった仕様です。
2017年:メニーコアによる高性能化で注目されたAMDの新CPU「Ryzen 7」
AMDのCPUはインテルの対抗馬として期待されながらも、性能や電力効率、そしてコストパフォーマンスでもインテルに勝てない状況が続いていました。この状況を崩してくれたのが、新アーキテクチャの「Zen」を採用した新CPU。2017年の3月3日に発売され、その後のメニーコアCPUの先駆けとなった「Ryzen 7」シリーズです。発売されたのは、「Ryzen 7 1800X」「Ryzen 7 1700X」「Ryzen 7 1700」の3モデルで、いずれも8コア16スレッドとなります。
クロック当たりの処理性能はインテルに敵いませんが、そのぶんを8コア16スレッドというコア数の多さでカバー。4コア8スレッドをメインとしていたインテルに対し、トータル性能、価格性能で上回りました。
当然インテルが静観しているわけもなく、メニーコアCPUの投入合戦、価格の殴り合いが始まり、今に至ります。最近はインテルのCPU供給量不足もあって、ややAMDに有利な状況といえるかもしれません。なお、今年半ばには「Zen2」を採用した第3世代Ryzenが予定されており、両社の激しい戦いがまた見られそうですね。