中国メディアは、中国人の妻が夫のために作った弁当と、日本人の妻が作った弁当を比べると、一目で中国人妻が作った弁当がわかると伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・東方網は16日、「中国人の妻が作る弁当と、日本人の妻が作る弁当の差がとても大きい」とする記事を掲載した。

 記事は、「それぞれ地域が異なれば習慣は違い、食べる料理も変わってくる。食べ物は各文化を代表するものとさえ言える。海を隔てて隣にある日本は小さな島国ゆえに資源が乏しく、多くの野菜や果物を輸入する必要がある。一方で、海産物が豊富なため、日本人は寿司などの海鮮料理を最も好むのである」と紹介した。

 そして、日本人は食に対して強いこだわりを持っており、それは調理や盛り付けの方法にも現れていると指摘したうえで、中国人の妻が夫のために作った弁当と、日本人の妻が作った弁当の写真を掲載。一方は白いご飯の上に肉とピーマンの炒め物を乗っけただけのシンプルなもの、もう一方は複数のおかずがきれいに詰められたものだが「われわれは、どちらが中国人の作った弁当かを一目で見分けることができる」とした。

 記事は、見分けることができる理由として「一般的に中国の女性は夫と一緒に仕事に出ている。仕事と家事に追われて時間的な余裕がないため、弁当が非常にシンプルになる。セロリと肉を炒めたり、トマトと卵を炒めたりといった簡単なもので、単においしさだけを追求できれば十分なのだ」と解説している。

 一方で日本人の弁当については、「往々にして美しさ、清潔感を求めている」と紹介。そこには、決して潤沢に食べ物の資源があるわけではなく、食べられるだけのものを作るという日本人の節約の精神があるとし、「われわれも確かにこの点については学ぶべきかもしれない」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)