「中国ショック」の電機大手、業績急ブレーキ
中国経済の減速、スマートフォン関連市場の低迷など業界の経営環境は厳しい。三菱電機は中国での売り上げ減少で、19年3月期の営業利益見通しを同200億円減の2850億円に引き下げた。三菱電機の皮籠石斉常務執行役は中国での売り上げ減少について「(顧客の)設備投資の見合わせも重なってきている」との認識を示す。
パナソニックも中国減速で営業利益見通しを400億円減額。シャープはスマートフォン向けパネルの販売減などで営業利益見通しを50億円減の1070億円に、ソニーは半導体事業の悪化を織り込み売上高予想を2000億円引き下げた。十時裕樹専務CFOは「スマホの厳しい市況は今後も続く」という。
19年3月期に2期連続での営業最高益を見込む日立製作所の西山光秋専務は「(中国では)建設機械とオートモーティブシステム(自動車部門)が落ち込んでいる」という。当期利益は3000億円減の1000億円とした。
英国がEU離脱に対する先行き懸念から成長が減速。米国の対中国関税引き上げの影響もある。特に巨大市場である中国経済の減速が浮き彫りになり、これまで好業績が続いていた電機業界が踊り場を迎えている。
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