全豪オープンを制した大坂なおみ【写真:Getty Images】

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全米&全豪の試合前に聴いていた曲は? 海外メディアが話題に

 テニスの4大大会・全豪オープンを制した世界ランク1位・大坂なおみ(日清食品)。全米オープンに続く、グランドスラム連覇を果たしたが、海外メディアは歴史的快挙を支えた“勝負曲”に脚光。そのニュースに張本人の米人気ラッパーも反応し、祝福とエールを送っている。

 全米オープンに続き、全豪オープンも制した大坂。プレーのみならず、様々な横顔がスポットライトを浴びているが、AP通信は21歳を支えた“勝負曲”について報じた。試合前は音楽を聴いている姿がお馴染みになっている大坂だが、記事によると、イヤホンを流れているのは米人気ラッパー、ジェイ・ロックの「WIN」だという。

「彼女がつけたヘッドホンは、うねるブラス、跳ねるビート、ジェイ・ロックの『WIN』の高慢な歌詞を伝えていた。今大会を通じて、さらには昨年の全米オープンでもオオサカが聴いていた試合前のお決まりの曲だった」

 このように、グランドスラム2大会勝利の裏を支えた1曲を紹介。「『君は得点を維持したいのかもしれない』とラッパー。『俺は勝つ、勝つ、勝つ、勝つ』」という歌詞を伝えながら、大坂の“勝負曲”に迫っている。

ロック本人も反応、大坂へ「Win win win win win」

 これに反応したのが、ロック本人だった。自身のインスタグラムで、AP通信を引用した米音楽誌「ビルボード」の記事を紹介すると、ツイッターでは大坂のアカウントへ向け「Win win win win win」と連呼。歌詞の一部に乗せ、祝福とエールを送った。

 いつも耳元で聞いている“憧れ”の人からのメッセージに大坂も嬉しかったのか、自身のインスタグラムのストーリー機能でロックの投稿を引用し、ハートと泣き笑いの絵文字で歓喜を表現していた。

 全豪オープン終了後には、米国の国民的番組「グッドモーニング・アメリカ」に生出演。飾らない受け答えが話題を呼んでいたが、21歳にして世界NO1に立った新女王は米国でも存在感は増しているようだ。(THE ANSWER編集部)