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2018年4月28日に行われた『109路上LIVE』決勝戦で見事優勝を果たしたKIMIKAさんがついに、11日7日メジャーデビュー！
『109路上LIVE』優勝の特典として与えられたN.Y.行きのチケット！
本場の音楽を感じ、学んできたという彼女が経験した、日本では味わえない体験とは？
滞在したハーレムはアメリカ随一の音楽の街！
――N.Y.生活で一番印象に残っていることは？
日本人の私の歌声に足を止めて、聴いてくれる人がいて感動しました！
――3週間のN.Y.生活で楽しかったことは？
路上で歌っていると、通りすがりの一般の方が急に入ってきて、私の歌声に合わせて踊ったり、合いの手を入れてくれたことです。
私が滞在していたハーレム地区はR&Bやヒップポップなどの黒人文化が生まれた音楽の街！ 街中のいたるところで音楽が流れていて、誰かが楽器を鳴らすと周りにいた人たちが自然に集まり、一緒に歌ったり、踊ったり、楽器を演奏したり、と自然にセッションが始まるんです！
日本との違いに驚きましたが、日本ではできない経験ができてすごく楽しかったです。
――N.Y.に行った一番の目的がオープンマイク（バーやカフェで一般客が生バンドをバックに歌うこと）だったそうですが、異国の地でステージに立った感想は？
ステージに立つまでは、すごく緊張して、怖くて、震えていました……。観客はみんな「この子が歌うの？」という表情でこちらを見ているような感じでした。
でも、思い切って歌い始めると歓声が起こったんです！ 歌声が認められたのがとっても嬉しくて、私の自信になりました。
N.Y.で作った『I’m the One』には、私の憧れの女性像が詰まっています
――N.Y.で知り合った方々と曲作りをしたとのことですが、メンバーとの出会いのきっかけを教えて！
滞在していたゲストハウスで、ギタリストのHiro（@hirorstw）とトラックメーカーのShori（＠the_flux_0228）と出会いました。同じように夢を追いかけている人だったので、すぐに意気投合し、「曲を作ろう！」と勢いでスタートしたのがきっかけです。
スタジオは借りず、ゲストハウスのベッドを立てて反響板にして、手作りのレコーディングマイクで収録したんです。MVもスマホで撮影していて、とにかく低予算で作りました。
――N.Y.で作った楽曲『I’m the One』、『Stay with Me』にはどんな思いが込められていますか？
『I’m the One』は私が作詞を担当したのですが、「これが私」という意味をタイトルに込め、自分らしく生きる女の子を描きました。
歌詞中に「Nobody can hold me down（私の成長は誰にも止められない）」というフレーズがあるのですが、強く自分の道を歩んでいきたいという私の憧れの生き方でもあります。
MVは、海外ドラマ『ゴシップ・ガール』や、『セックス・アンド・ザ・シティ』を意識して同じロケ地で撮影しているので、そこにも注目してみてください！
『Stay with Me』は爽やかな曲調ながら、男女の別れを描いた少し切ない曲です。
異国の地で出会った男女が帰国とともに離れ離れになってしまう……けど一緒にいたいという思いが込められています。
MVはN.Y.の定番スポットを巡っていて、もうすぐ去ってしまうN.Y.の街並みを心に刻みながら歩いている様子を表現しました。
移り変わる景色を見て楽しんでいただきたいです。
私の歌でみんなをハッピーにしたい！
――デビューが決まった時の感想は？
「やっとデビューできるんだ。待ったなぁ」というのが、率直な感想です。
デビューが決まってからも、具体的な日程がなかなか決まらないまま、2年もたってしまったので……。今でも実感がありません。
――最後にこれからの目標を教えてください！
会場に来てくださったみなさんがハッピーになれる曲、ライブを作っていきたいです。
最終的には、武道館でライブができるように頑張ります！
また、N.Y.でたくさん経験させていただいたので、渋谷から世界へ発信できるようなシンガーになりたいです。
〈Photo：Tatsuhiro Haraji〉
EP「Beautiful Tears」／ユニバーサル・シグマ
収録曲
1.What about us
2.Beautiful Tears
3.Listen
4.THIS IS ME
