CKから直接ゴールを奪ったモハメド・サラー【写真:Getty Images】

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エジプト代表FWサラーのCKからの直接ゴールが話題

 サッカーエジプト代表FWモハメド・サラーリバプール)がCKを直接ゴールに叩き込む衝撃のゴールを披露。海外メディアが動画を公開し、英紙からは「マジカルな瞬間」「鮮やか」などと称賛を集めているが、負傷で後半に途中交代を余儀なくされ、不安も広がっている。

 13日に行われたアフリカ・ネーションズカップ予選のスワジランド戦。サラーが衝撃ゴールを決めた。前半45分の右CK。左足から放たれた弾道はクロスかと思われたが、途中で急激にゴール方向へ変化。GKが慌てて手を伸ばすも届かない。美しく弧を描いたボールはそのままGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

 CKを直接ゴールに蹴り込む離れ業で、チームに4点目をもたらしたサラー。英紙「サン」は「モハメド・サラーがエジプト対スワジランドの一戦で、コーナーキックから直接ゴールのマジカルな瞬間を演出」と伝え、「26歳のサラーがボールをキックすると、チームメートたちはペナルティエリア内へと寄せた。しかし、彼の蹴ったボールがGKをかすめてネットを揺らすと、スタジアムにいる誰もが驚いた」と状況をレポートしている。

 さらにはSNS上で大反響を呼んでいることにも言及している。

SNS上でも大反響「今季のベストゴール」「すげえ」

「ゴールシーンの動画がSNS上に広がると、ツイッターでは“今季のベストゴール”との声が上がった」「あるファンは、“サラーのゴールはアンビリーバブル。まだ頭が整理できない…すげえ”とつぶやいた」などと反響の大きさを伝えている。

 英紙「デイリー・メール」は「リバプール冷や汗。サラーがエジプト代表戦でコーナーキックからダイレクトゴールを決めるも、筋肉を傷めて足を引きずる」として負傷交代に言及。「エジプトが4-1で勝利した試合で、モハメド・サラーが鮮やかなコーナーキックからのゴールを決めた。しかし、筋肉を痛め終了間際に足を引きずることに」と伝えている。

 昨季のプレミアリーグ得点王。今季はエンジン全開とはいかないようだが、リバプールサポーターにとっては心配だろう。同紙はエジプトのアシスタントコーチが重傷ではないと語っていることも報じているが、続報が気になるところだ。(THE ANSWER編集部)