ドルトムントMF香川真司【写真:Getty Images】

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ファブレ監督は「どの選手も重要だ」と発言も…清武も所属したセビージャが獲得に関心

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は26日にリーグ開幕節のRBライプツィヒ戦を控えるなか、スペインのセビージャがコンタクトを取ったとスペインメディア「エル・デスマルケ」が報じている。

 今夏、香川はトルコの強豪ベジクタシュ移籍の噂が浮上。レンタルを希望するベジクタシュと完全移籍での売却を希望するドルトムントの間で交渉は平行線を辿っているとされる。移籍市場閉幕まで1週間に迫ったなか、かつて日本代表MF清武弘嗣(現セレッソ大阪)も所属したスペインのセビージャが新たに獲得に関心を示しているという。

 スペインメディア「デスマルケ」は、「ヨーロッパリーグ優勝3度のチームが日本人ミッドフィールダーと接触」と報道。その内容を引用する形で、ドイツ紙「WAZ」も公式サイトで「シンジ・カガワ:セビージャがBVBのスターに興味?」と報じている。

 記事では、ルシアン・ファブレ新監督の「我々には中盤に多くのタレントがいて、そのクオリティーの高さを知っている。シーズンは長いし、どの選手も重要だ」というコメントを紹介している。しかし、香川はDFBポカール1回戦のグロイター・フュルト戦の遠征メンバーから外れ、ドイツメディアでも「スタメンの当落線上」と予想されている立場だ。

 果たして、日本が誇る小さな魔法使いは、今夏の移籍市場閉幕目前にスペインに新天地を求めることになるのだろうか。


(Football ZONE web編集部)