う、うらやましい…
 - (C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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 榮倉奈々と安田顕が夫婦を演じる映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)から新場面写真が公開され、榮倉ふんする妻が“行ってらっしゃいのキス”を夫にねだる可愛らしいシーンがお披露目された。

 『神様はバリにいる』の李闘士男監督がメガホンを取った本作は、一大ブームとなった「Yahoo!知恵袋」の伝説の質問「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」を映画化し、死んだふりをして夫を迎える妻・ちえ(榮倉)と、冷静な夫・じゅん(安田)の夫婦生活を描き出すハートフルコメディー。

 公開された場面写真は、突然“行ってらっしゃいのキス”をねだる妻・ちえと、そのことに驚く夫・じゅんの姿を捉えたもの。一見可愛らしいシーンに見えるが、実はこの前日にじゅんは初めて妻の“死んだふり”に遭遇しており、続く“結婚3年目で突然キスのおねだり”と真意のわからない行動の連発に戸惑い、「新婚じゃあるまいし」とキスを拒否する場面だ。ユニークな夫婦のコミュニケーションを描いた本作だが、こうしたリアルな日常描写が作品に説得力を持たせている。

 コミカルすぎず、かといって重苦しくもない絶妙なバランスで妻を演じた榮倉について、李監督は「榮倉さんはごく自然に一本通してのトーンを持ちつつ、前半の“死んだふり”するコミカルなパートから、後半のドラマパートへと繋げていってくれた」と絶賛。安田についても「焦っている時、少し早口で台詞を言われるんですけど、そういう時の安田さんがすごく可愛らしいんです(笑)。妻の“死んだふり”にオロオロする年上の夫というキャラクター像にも、その可愛らしさは合っていたと思います」と注目ポイントを明かした。(編集部・吉田唯)