Windows 10春アップデートの新機能で恥ずかしい情報が丸見えに? うっかりを防ぐ対処方法

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ゴールデンウィーク中にWindows 10のアップデート「Windows10 Spring Creators Update」が配信された。連休明け早々のアップデートに、焦った人も多いだろう。
Windowsアップデートは、セキュリティの向上や、さまざまな新機能が追加され、より安全で便利になる、ハズなのだが…。

今回のアップデートでの注目ポイントに「タイムライン」機能がある。

この機能は便利なのだけれど、よく知らないと、ちょっと困った点もある。

実は、
・最近の作業内容
・閲覧したウェブサイトの情報
これらが簡単に丸見えになってしまうキケンがあるのだ。

●タイムラインへの切り替えボタンは非表示にすべき?
タイムラインは、使ったファイルや表示したウェブサイトをさかのぼって一覧表示できる機能だ。

ExcelやPowerPointであれば、編集途中のファイルをすぐに開いて作業の続きができる。
また以前に見たWebページのURLを忘れても、タイムラインでさかのぼって見つけ出すこともできる。

表示方法も、タスクバーのボタンをワンクリックするだけなので、簡単で便利な機能なのだ。

ところがこの機能、便利な反面、ワンクリックで、
・最近の作業内容
・過去に表示したWebページ
これらを丸見えにできてしまうなど、扱いを間違えると、とてもキケンなのだ。

たとえば、職場の上司がこのボタンをクリックすれば、
仕事中に関係ないWebページを見ていたことも、わかってしまう。
さらに怪しげなサイトを見ていたことまで丸わかりになってしまうのだ。

また、PCでプレゼン中に、うっかりタイムラインのボタンをクリックすると、
プレゼンに関係ないプライバシーが表示されれてしまう可能性だってある。
恥ずかしい思いをするだけではすまない、ペナルティを受けることもあり得るだろう。

では、どうすればいいのか?

人目に触れる可能性があるPCの場合は、
・タスクバーの「タスクビュー」ボタンを非表示にしておく
この対処をしておくことをおすすめする。

・タイムライン表示に切り替える方法
・「タスクビュー」ボタンを隠す方法
これをご紹介しておこう。


タスクバーの「タスクビュー」ボタンをクリックする



タイムラインが表示される。いちばん上には、現在開いているアプリが表示される。右のバーを下方にドラッグすると、過去の作業をどんどんさかのぼることができる。



タスクバーを右クリックして、「タスクビューボタンを表示」のチェックを外すと、ボタンが非表示になる。