Amazonが、ファイルサイズがたったの2MBクラスというAndroid向け超軽量ブラウザアプリ「Internet」をリリースしていたことが判明しました。このアプリは通信帯域が限定される地域向けに提供されるものとのことで、記事作成時点ではインド国内のユーザーが利用できるようになっています。

Internet: fast, lite, and private - Google Play のアプリ

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.amazon.cloud9.garuda

Amazon launches a ‘lite’ Android web browser app in India | TechCrunch

https://techcrunch.com/2018/04/17/amazon-launches-a-lite-android-web-browser-app-in-india/

Amazon made an efficient Android browser called Internet, and it’s now available in India - The Verge

https://www.theverge.com/2018/4/17/17249090/amazon-internet-web-browser-app-android-india

Internetは2018年3月にリリースされていたアプリで、とにかく軽量であることが最大の売りとして打ち出されています。



アプリのホーム画面には常にニュースが表示されるようになっている模様。またタブ表示をサポートし、各タブにはサムネイル画像を表示させることで目的のタブを探しやすくなっています。



自動でフルスクリーン画面を表示するようになっているほか、ウェブサイトによるユーザーのトラッキングをシャットアウトする「プライベートモード」を搭載してプライバシー面にも配慮がなされています。



Google Playストアの説明にもInternetの強みについて「他社に比べて軽量なこと」と記されているほか、プライベートモードのサポートやニュース配信機能といった機能が列記されています。



アプリのリリース日は2018年3月20日。実際のファイルサイズは2.4MBと、当初のキャッチコピーである「2MB以下」より少し大きくなっている模様。Android 5.0以上の端末で利用する事が可能ですが、記事作成時点でのインストール数は「100+」とのことで、まだ1000インストールには達していないとみられます。



軽量モバイルアプリの世界ではGoogleの「Gmail Go」や「YouTube Go」、Facebookの「Facebook Lite」や「Messenger Lite」などのアプリが登場している状況。この流れに乗り遅れまいと、AmazonもInternetアプリをリリースすることで今後の発展が期待されるインド市場で存在感を示すことを狙っているとみられます。