川島永嗣、屈辱の6失点…フランスの「日本人対決」は9ゴールが生まれる乱打戦に!
順位ではホームのマルセイユが3位、メスが最下位と大きな開きがあるものの、年明けの成績は前者が3勝1分け、後者が2勝1分け1敗と、ともに好調な者同士の対決。この試合はまた、酒井宏樹、川島永嗣による「日本人対決」も注目点のひとつだった。
試合は開始6分、攻勢のホームチームが早くも先制する。左SBの酒井が入れたスローインからの攻撃で、サンソンがジェルマンとの壁パスで抜け出し、バランスを崩しながらもゴールに流し込んだ。
川島はジェルマンの抜け出しに合わせてタイミング良く飛び出しはしたものの、彼がバランスを崩したことで、ボールに寄せられず、シュートを許してしまった。
この先制点からわずか3分後に、再びマルセイユが歓喜の輪を作る。今度はカウンターから、トバンがドリブルで持ち込み、右に流れたサンソンにパス、ダイレクトでのリターンを中央で受けると、彼もまたダイレクトで合わせてゴール右隅に決めた。
早々に2点のリードを奪ったマルセイユは、その後もポゼッションで大きく上回り、たびたび相手ゴールに迫る。前線のジェルマン、アタッカーのトバンだけでなく、左サイドのパイエも惜しいシュートを放ち、さらには右SBのサールはアクロバティックなオーバーヘッドを披露してみせた。
これに対し、メスの最終ラインは不安定で、速い攻めに対応し切れないところを衝かれ、次々にピンチを迎えてしまう。一方の攻撃では、なかなか決定的な場面を作れないまま時間が過ぎていった。
そんななか、25分にリビエールがようやくメスのファーストシュートを放つ。直後のCKではマンジェクの決定的なヘディングシュートがマルセイユ・ゴールを襲うが、これはGKマンダンダの好守に阻まれた。
このプレーから試合の流れは変わり、メスが攻勢に転じて26分にミリチェビッチ、35分にルー、43分にもルー、その直後にはコアドと、次々にフィニッシュまで持ち込む。マルセイユは自陣に釘付けにされ、マンダンダはその牙城を脅かされた。
こうしてアウェーチームの攻勢のまま前半は終わるかと思われたが、マルセイユは44分、最終ラインからのロングパス一発でジェルマンが抜け出し、飛び出した川島の前でコースを変えてシュート。これをトバンが詰め、リードを3点に広げた。
理想的なかたちで追加点を奪って前半を終えたマルセイユは、後半になるとメスを圧倒。開始から4分、トバンが右から中央に流れながらゴール前にクロスを入れると、ボールは川島とDFリビエレのあいだを通ってジェルマンへ。これをダイレクトで合わせ、ボールはゆっくりとゴールラインを越えた。

