北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長(党中央委員、最前列右端)が党の末端組織の幹部を集めた「第5回細胞委員長大会」で壇上に座っている写真が22日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞に掲載された。同大会は21日に平壌で開幕した=22日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は25日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長(党中央委員)が党行政部長に起用された可能性があるとの報道に関して、与正氏の地位は「確認されていない」と述べた。

 同当局者は、与正氏が昨年10月に政治局候補委員に選任され、同12月に開かれた党の末端組織幹部を集めた細胞委員長大会で壇上に座ったことから、どのような地位にあるか見当をつけることはできるとしながらも、確認された内容はないと述べた。

 また、2013年12月に党行政部長だった金委員長の叔父、張成沢(チャン・ソンテク)氏の処刑後に廃止された行政部が復活したかどうかについても「確認されていない」と答えた。