頼清徳行政院長

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(台北 6日 中央社)頼清徳行政院長(首相)は6日、産業用地の不足解消を目指し、2022年までに1442ヘクタールの用地を供給すると発表した。推定される1266ヘクタールの需要を満たす。

頼院長は就任以来、産業界が抱える水、電気、用地、人材、人手の5つの不足の問題に関心を払っている。これらの問題に関して6日から10日にかけて4回の記者会見を開き、解決に向けた措置を説明する。この日午前は、用地不足解消に関する説明が行われた。

頼院長は用地不足解消に向けた策として、(1)公有地の貸付優遇(2)私有の空き地への対処による土地放出(3)産業用地開発、再開発―の3つを提示。経済発展は国民が最も関心のある議題であり、台湾を強くする根本的手段だと言及した。

(李淑華/編集:名切千絵)