チリッチがクエリーを破り、2度目のグランドスラム制覇に王手 [ウィンブルドン]

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「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3〜16日/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が第24シードのサム・クエリー(アメリカ)を6-7(6) 6-4 7-6(3) 7-5で破り、2度目のグランドスラム制覇に王手をかけた。試合時間は2時間56分。

 ウィンブルドンに11年連続出場となるチリッチは、2014年から3年連続8強入り。昨年は準々決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)に7-6(4) 6-4 3-6 6-7(9) 3-6で敗れていた。チリッチがグランドスラムで決勝進出を果たしたのは、初タイトルを獲得した2014年の全米オープン以来となる。

 この結果でチリッチは、クエリーとの対戦成績を5勝0敗とした。ウィンブルドンでは過去2度対戦しており、2009年の2回戦は4-6 7-6(3) 6-3 6-7(4) 6-4で、2012年の3回戦では7-6(6) 6-4 6-7(2) 6-7(3) 17-15で、いずれもチリッチが勝っていた。

 チリッチは大会初優勝をかけて、第3シードのフェデラーと第11シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)の勝者と対戦する。

テニスマガジン/Tennis Magazine

※写真は「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の男子シングルス準決勝でサム・クエリー(アメリカ)を破り、2度目のグランドスラム制覇に王手をかけたマリン・チリッチ(クロアチア)(写真◎Getty Images)