【警告】札幌=ク・ソンユン(90+2分)  大宮=金澤(24分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】河合竜二(札幌)

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[J1リーグ10節]札幌1-0大宮/5月6日/札幌ド
 
【チーム採点・寸評】
札幌 6.5
この試合でも持ち前のハードワークを披露した。立ち上がりこそ相手の勢いに押されるも、その後は落ち着いて試合をコントロール。後半の序盤にCKから奪った1点を守り切り、今季リーグ戦初の完封勝利を果たした。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 6
大きな見せ場があったわけではないが、ハイボールに冷静に対応。キックにミスあるも、無失点は評価したい。
 
DF
20 キム・ミンテ 6
ボールロストもあったが、要所ではしっかりと身体をぶつけて相手からボールを奪い攻撃につなげていた。
 
4 河合竜二 6.5
MAN OF THE MATCH
今季リーグ戦初先発。際立って輝く場面があったわけではないが、試合を通して周囲を励まし続け、チームを見事に牽引してみせた。
 
24 福森晃斗 6
守備ではスピード不足も、それを補う攻撃力を見せた。得点もこの男のCKから生まれている。
 
MF
26 早坂良太 5.5
スペースを得られず、なかなか高いエリアまで飛び出すことができなかった。若干、消極的だった印象。
 
10 宮澤裕樹 6.5
 相手の2トップに厳しくケアされなかなかボールに触れられなかったが、リスタートで挙げた今季初ゴールが決勝点に。大きな仕事をした。
 
27 荒野拓馬 6.5
この日も積極性を発揮。守備では献身的に身体を張って跳ね返し、攻撃でも幾度も相手ボックス内へと侵入していった。
 6 兵藤慎剛 5.5(90+2分OUT)
なかなか良い形でボールを受けることができず。宮澤、菅らとの連係もこの日はあまり円滑ではなかった様子。
 
38 菅 大輝 5.5(79分OUT)
簡単に背後を突かれたり、入れ替わられたりと守備面であまりにも後手を踏みすぎ、姿を消しがちだった。
 
FW
22 金園英学 6(66分OUT)
この選手が加わると、やはり攻撃に迫力が出る。宮澤の得点も、CKで金園が競り勝ったのが要因。
 
9 都倉 賢 6.5
前半はボールが足につかなかったが、武器であるハードワークを継続しながらリズムを整え、次第に存在感を示した。
 
交代出場
7 ジュリーニョ 6(66分IN)
負傷からの復帰戦。球際の強さとカウンター時のスピードはさすが。前がかりになった相手の脅威となった。
 
16 前 寛之 ―(79分IN)
セカンドボールを拾うプレーで終盤にチームを助けていた。その後のパス配球も安定感があった。

35 進藤亮佑 ―(90+2分IN)
極めて短い時間ではあったが、右サイドに投入されて相手の攻め上がりをより固く封じてみせた。
 
監督
四方田修平 6.5
昨季のJ2を席巻したウノゼロ(1-0スコア)をついにJ1の舞台でも演じてみせた。内容としても膠着状態に持ち込む、狙い通りの展開だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
大宮 5
前節の浦和戦に続いて守備的な布陣で挑んだものの結果が出ず。失点はリスタートからだったため、必ずしも悪い内容とは言えないが、絶対的に勝点を拾うための布陣を採用しての昇格組からの黒星は痛恨以外の何物でもない。
 
【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 6
下位同士の大事な一戦ながらも、終始冷静かつアグレッシブな守備を披露。経験値は示していたと言える。
 
DF
13 渡部大輔 5.5
要所で相手の背後を取りながらも、そこから効果的なフィニッシュにつながるボールを供給できず。質が足りなかった。