元なでしこ守護神のGK海堀あゆみが九州女子リーグの熊本ルネサンスフットボールクラブで現役復帰

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▽元なでしこジャパンで守護神を務め、スペランツァ高槻(現コノミヤ・スペランツァ大阪高槻)やINAC神戸レオネッサでプレーしたGK海堀あゆみ(30)が、九州女子サッカーリーグの熊本ルネサンスフットボールクラブに選手兼コーチとして入団することが発表された。

▽海堀は2004年から2008年はスペランツァ高槻、2009年から2015年までINAC神戸レオネッサでプレー。2016年1月15日に現役引退を発表していた。

▽なでしこジャパンとしても2008年の北京オリンピックや2012年のロンドンオリンピックに出場し、ロンドンオリンピックでは銀メダル獲得に貢献。また、2011年のドイツ女子ワールドカップでは日本を優勝に導く活躍を見せていた。

▽熊本ルネサンスフットボールクラブは、公式サイトを通じ、海堀の入団経緯を発表した。

「INAC神戸レオネッサ所属時代に熊本との関わりが多く、昨年の震災後も何かの形で支援したいと本人は考えていたが実現に至らなかった。しかし4月9日に開催されたキリンチャレンジカップ2017 なでしこジャパン戦の日本サッカー協会主催の普及イベントでコーチとして参加。その際に熊本ルネサンスFCという復興に立ち向かうクラブチームの存在を知り、女子サッカーを通じて自分が出来ることをしたいという彼女の思いと、クラブ側の熊本女子サッカーの発展と熊本を元気にするという目的を遂げる1つのチャンスであるという意向がマッチングし、今回の入団が実現しました」

「今後の予定として、5月4日よりチームへ合流。5月7日の九州女子サッカーリーグ第3節より選手登録いたします。また、コーチとしてもGK強化を中心に取り組んでいただきます」