「元気に歩けています!」 バイエルン退団で現在フリーの岩渕が右膝手術終了を報告
3月31日に退団し、日本で手術
女子ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンを退団したなでしこジャパンFW岩渕真奈が右膝の手術を受けたことを自身のブログで明かした。
岩渕は日テレ・ベレーザから2013年にホッフェンハイムへ移籍。翌年にバイエルン移籍をしてプレーしていたが、3月31日に契約解除に至ったことをすでに発表していた。
所属チームの発表などがないまま時間が過ぎていたが、帰国後、1ヶ月が過ぎ、手術を受けていたことを、サポーターが厚く巻かれた右膝の写真と共に公表している。
「実は痛めていた右膝内側側副靱帯の手術のため入院していました。これは術後の写真なのでちょっと痛々しいですがもう元気に歩けています!!」
岩渕はこれまで日本代表38試合に出場して8ゴール。11年の女子ワールドカップ・ドイツ大会の優勝と、12年ロンドン五輪銀メダルメンバーで、15年の女子ワールドカップ・カナダ大会でも準優勝メンバーに名を連ねている。16年のリオデジャネイロ五輪アジア予選でも3得点を挙げたものの、チームは本大会出場を逃した。
マナドーナ復活なるか
岩渕は08年のU-17女子ワールドカップで活躍し、チームがベスト8で敗退したのにもかかわらず大会MVPを獲得。切れ味鋭いドリブルと得点感覚からかつてのアルゼンチン代表の天才マラドーナになぞらえて「マナドーナ」の愛称でも知られ、世界からも注目される存在になっていた。
第一線で活躍している期間がすでに長いものの、まだ24歳の岩渕。日本女子サッカー界にとってエースの期待が掛かるアタッカーが、右膝の手術を乗り越えて、完全復活する日が待ち望まれる。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images