首位と1打差の好発進を決めた藤田さいき(撮影:米山聡明)

写真拡大

<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇30日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,568ヤード・パー72)>
静岡県にある葛城ゴルフ倶楽部を舞台に開幕した「ヤマハレディース」。その初日、藤田さいきが3アンダーで首位と1打差の3位タイと良い滑り出しを見せた。
先週は若林舞衣子が結婚後初勝利!…藤田も流れに続きたい
「今日はパターが良かった」と振り返るこの日のラウンド。6番で7m、7番で6m、8番で3mを決めて3連続バーディを奪うなど4バーディを奪取。それ以外にも2番で2mのパーパットを沈めるなど際どいパーパットを何度も沈めてピンチをしのいだ。
今日だけでなく今季はパットが良い。理由は下村真由美に教わったこと。打ち方に加えてラインの見方まで教えを乞うたという。「ダイキンオーキッドレディス」ではキャディをしてもらい「私は今まで“だいたい”で読んでいたのですが、下村プロはボール、真ん中、カップ際と3か所に分けて細かく見ていた。それ以降は特にカップ際、最後の方までちゃんと見るようになりましたね」。カップの周りまで細かくチェックしたことが、傾斜の強い葛城のグリーンでもロングパットを決められる要因だった。
先週の「アクサレディス」では若林舞衣子が結婚後初優勝を挙げた。まだ“ミセスV”を果たしていない藤田にも勝利の期待がかかるが「私は優勝から遠ざかり過ぎて…」と謙遜。「今はゴルフを楽しんでできてる。明日は午後スタートで風が強くなりそうなので耐えるゴルフをしたい」と控えめに話した。

<ゴルフ情報ALBA.Net>