Facebookの“なりすまし” 偽ページやアカウントのっとりによる被害を避けるには?

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自分のFacebookに掲載した情報が勝手にコピーされて、知らない間に似たようなサイトが作られてしまったり、アカウントが乗っ取られたりする、いわゆる“なりすまし”による被害が増えていると言います。
Facebookは実名での登録が基本となるので、「なりすまし」による不正なページや、投稿があると、自分の社会的な信頼や交友関係にも傷が付きかねません。

果たしてどのような方法でなりすましが行われるのか、またその防ぎ方について見ていきましょう。

■友達申請から近づいてくる
なりすましを行う犯人は最初、友達申請を装った形から入ってきます。知り合いかと思ってOKすると、「Facebookはいろいろあって止めることにしました。次のメールアドレスに連絡をくださいね」というメッセージが送られてきます。

実はこれが、狡猾でやっかいな手口なのです。
書いてあるメールアドレスにメールを返す行為は、スパムメールを自ら呼び込むようなものなのです。
メールだけであればまだいいのですが、フィッシングサイトへ誘導され、クレジットカードなどの個人情報を抜き取られたり、漏洩したりしかねません。

怪しい友達申請は
・削除する
・メッセージやメールを返さない
といった対応が大事です。

■なりすましアカウントをFacebookに報告する
自分のアカウントがもし、なりすましの被害にあった場合には、以下の手順でFacebookに報告しましょう。

・相手のアカウントを表示した状態で、右上にある「報告・ブロックする」をクリックします。

・次に表示された画面から「報告を送信」のラジオボタンを選び、「〇〇さんのアカウントを報告する」を選んで「承認」をクリックします。

・次に表示される画面で「なりすましプロフィールです」−「私」を選んで「続行」をクリックすればOK。あとは画面の指示に従って報告してください。

■なりすましに遭わないための方法
なりすましの被害に遭わないためにはまず、公開範囲を「友達」限定にしておきましょう。この設定をしておけば、誰もがページにアクセスできる状態を防ぐことができるので、なりすまし防止には役に立ちます。

またアカウント自体を守るためにも、ログイン方法を「2段階認証」にすることは効果的です。その方法は以下のようになります。

まず右上の▼マークをクリックして、メニュー画面から「設定」を選びます。
設定画面が開いたら左のリストにある「セキュリティ」をクリック。

「セキュリティ設定」が開いたら「ログイン承認」を選び、「使用したことのないブラウザからアカウントにアクセスする際にログインコードの入力を求める」にチェックを入れましょう。

そのあと「ログインコードの送信」で、自分の携帯電話の番号へSNSが送られてくるように設定すればOKです。


上記に挙げた問題以外にも、自分以外の第三者の写真をアップする場合は、肖像権やプライバシーの問題が発生する可能性もあります。
こうしたトラブルを避けるためにも、撮影した人にSNSへアップロードしていいのか許可をもらうなど、写真データについては慎重に扱うようにしましょう。


記事提供:クチコミ.jp(http://kuchikomi-web.jp/blog)