ついにiモードケータイの販売が終了へ！代わりのspモードケータイはどう？VoLTE対応折りたたみ型「P-smart ケータイ P-01J」を写真と動画で紹介【レポート】
| NTTドコモのVoLTE対応折りたたみ型「P-smart ケータイ P-01J」を写真と動画でチェック！ |
NTTドコモから本日11月4日に発売された「2016-2017冬春モデル」のうちの高音質通話サービス「VoLTE」に対応した折りたたみ型ケータイ「P-smart ケータイ P-01J」（パナソニック モバイルコミュニケーションズ製）。
ついにiモードに対応したドコモ ケータイの出荷が年内限りの2016年11〜12月をめどに終了することが案内され、現在売られている機種についても在庫限りで販売終了となります。
P-smart ケータイ P-01Jの閉じたところ
P-smart ケータイ P-01Jは折りたたみ型携帯電話で、OSこそAndroidをベースにしていますが、フィーチャーフォン（従来型携帯電話、いわゆる「ガラケー」）の操作性や機能を継承しています。
またAndroidスマートフォン（スマホ）では一般的なアプリ配信マーケット「Google Playストア」には対応せず、タッチパネルにも非対応となっています。そのため、"ガラ"ケーのようなスマ"ホ"という意味の「ガラホ」というよりもむしろガラケーとして販売されています。
特長は新たに高速通信「4G LTE」や高音質通話「VoLTE」に対応している点。またOSをAndroidベースにしたことで最新の部品を使えるようになり、チップセットがQualcomm製1.1GHzクアッドコアCPU「Snapdragon 210（MSS8909）」、内蔵メモリー（RAM）が1GB、内蔵ストレージが8GBなどと高性能になっています。
さらに防水（IPX5・IPX7準拠）および防塵（IP5X準拠）、おサイフケータイ（FeliCa）、ワンセグ、赤外線、無線LAN（Wi-Fi）、Bluetooth、GPSとガラケー全盛期並に多機能に。
AQUOS ケータイ SH-01Jとともにこれまでiモードケータイを使っている人もそろそろspモードケータイに乗り換えてもいいかなと思わせる製品仕様となっていると思われます。
外観はガラケーそのもの。Pでお馴染みのワンプッシュオープンボタンも搭載し、ワンタッチで開くことが可能。閉じた時のサイズは約113×51×16.9mm、質量は約132g、本体色はホワイトおよびゴールド、ブラックの3色展開です。
外装は樹脂製で、背面には約0.9インチ有機EL（1色）サブディスプレイや着信／充電ランプ（LED）が搭載。またおサイフケータイのマークもサブディスプレイの脇にあり、こちら側をタッチするようになっています。
P-smart ケータイ P-01Jのサブディスプレイ
P-smart ケータイ P-01Jを開いたところ
開くとメインディスプレイやダイヤルキーなどが現れます。メインディスプレイは約3.4インチフルワイドVGA（480×854ドット）TFT液晶（1677万色）と、前機種のiモードケータイ「P-01H」と同じ。
各キーはウェーブ型ではなくかまぼこ型で押しやすく、キーに印字された文字がハッキリ見やすくなっています。また、P-01Hと同様に一番下の段に3つの「マルチワンタッチボタン」が搭載。
VoLTEに対応し、独自技術「プレミアムトーク」によって既存のP-01Hとの音量（音圧）の比較で約2倍の大きい音かつ自然な音で相手の声が聞き取りやすくなっているとのこと。
P-smart ケータイ P-01Jのダイヤルキーアップ
P-smart ケータイ P-01Jの外部接続端子はキャップあり
P-smart ケータイ P-01Jの左右側面。左にはワンプッシュオープンボタンや外部接続端子（microUSB端子）、充電台用接点、右にはストラップ穴やサイドボタン（マナー・ショートカット・マルチタスク）が配置
P-smart ケータイ P-01Jのヒンジ部と先端部。ダイヤルキー側の先端に通話用マイクがあるのみ。なお、内部にはヒンジ部に携帯電話やWi-Fi、Bluetooth、GPS、ワンセグのアンテナが内蔵
カメラはアウトのみを搭載し、約500万画素裏面照射型CMOSを採用。フォトライトや手ぶれ補正には非対応。
閉じたところの裏面にはアウトカメラやスピーカー、赤外線ポートが搭載
リアカバーを外すと電池パックがあり、取り外しも可能。電池パックは「P33」で容量が1800mAh
電池パックを外すとSIMカードやmicroSDカードのスロットがあります。SIMカードはnanoSIMカード（4FF）の「ドコモnanoUIMカード」、microSDカードはHCの32GBまで
バッテリーも大容量1800mAhの電池パックを搭載し、連続待受時間（静止時）はLTE方式で約610時間、W-CDMA方式で約740時間、連続通話時間はLTE方式（VoLTE）で約460分、W-CDMA方式で500分と長持ち電池に。
さらに知らない相手や非通知の着信時にメッセージで相手の名前を確認できる「あんしん応答」機能に対応。迷惑電話だと思ったら自分の声で話さなくて済むのでより安心して使えます。
また、引き続き「みまもりメール」にも対応し、離れた家族が歩数計データや端末開閉回数などの情報を確認でき、さりげなく見守ることができるようになっています。
ISPはspモードで、メールはiモードメールのアドレス（@docomo.ne.jp）を引き継げる「ドコモメール」を利用可能。人気コミュニケーションサービス「LINE（ライン）」も使えます。最後にP-smart ケータイ P-01Jと同時に発表されたVoLTE対応AndroidケータイのAQUOS ケータイ SH-01Jについて動画で紹介しているのでご覧ください。
【「P-smart ケータイ P-01J」のファーストインプレッションムービー】
動画リンク：https://youtu.be/3LINHB_1QkI
価格（税込）はすでに紹介しているように公式Webストア「
ドコモオンラインショップ」では本体価格が33,696円（分割1,404円／月×24回）、実質負担額が新規契約および他社から乗り換え（MNP）で0円、機種変更で19,440円（分割810円／月×24回）。spモードケータイへの乗り換えで最大の障壁となっている料金プランについてもまだ基本プランのみで待受オンリーで使っていたり、メール放題などで使っているような月額千円前後またはそれ以下の場合と比べると高いものの、カケホーダイライトプラン（ケータイ）」と「ケータイパック」が追加されました。
ケータイパックとの組み合わせなら月額1,944円から、他に家族などがスマホなどを使っていてシェアパックにぶら下がるのであれば月額2,160円で使えます。詳細は「NTTドコモ、新料金プランでLTE対応ケータイ向けに「カケホーダイライトプラン（ケータイ）」と「ケータイパック」を追加！月額1800円から利用可能に - S-MAX」を参照してください。それでも高いという場合には、iモードメールさえ諦めれば、半年待ってSIMロック解除して格安SIMに乗り換えるということも考えら得ます。
| カラー | ホワイト ブラック ゴールド |
|---|---|
| サイズ（高さ×幅×厚さ） | 約113mm×約51mm×約16.9mm |
| 質量 | 約132g |
| メインディスプレイ（サイズ：インチ、方式、発色数） | 約3.4インチ TFT 約1677万色 |
| メインディスプレイ解像度（横×縦） | フルワイドVGA 480×854 |
| サブディスプレイ（サイズ：インチ、方式、発色数） | 約0.9インチ 有機EL 1色 |
| 外部メモリ（最大対応容量） | microSDHC（32GB） |
| バッテリ−容量 | 1800mAh |
| 防水／防塵 | ○／○（IPX5、7／IP5X） |
| VoLTE／VoLTE（HD+） | ○※1／− |
| 連続待受時間（静止時［自動］）（LTE／3G／GSM） | 約610時間／約740時間／− |
| 連続通話時間（LTE／3G／GSM） | 約460分／約500分／− |
| UIMカード | nanoUIM |
| LTE | ○ |
| 受信時最大速度／送信時最大速度 | 112.5Mbps／37.5Mbps |
| Bluetooth（対応バージョン） | ○（4.1） |
| 外側カメラ機能 （撮像素子種類、有効画素数／記録画素数） | 裏面照射型CMOS 約500万／約500万 |
| 内側カメラ機能 | − |
| ワンセグ／フルセグ（◎は録画対応） | ○／− |
| GPS／オートGPS | ○／○ |
| 赤外線通信 | ○ |
| 充電端子 | USB Micro-B |
| 製造メーカー | パナソニック モバイルコミュニケーションズ |
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