iPhoneカーナビが完全無欠になる? スマホ画面を無線で映せる7型液晶「ミラリンちゃん」が便利

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iPhoneは携帯電話=スマートフォンである。しかし、iPhoneの使い道は電話だけでない。
数あるiPhone活用の中でも、カーナビ利用は、実用性が高く、利用している人も多い。

iPhoneには。数多くナビアプリが提供されており、Googleマップでも音声ガイド付きのルート案内機能を使えばカーナビとして十分に利用できるほどだ。

しかし、こうしたiPhoneカーナビ活用にも悩みはある。それは画面が小さいことだ。
iPhoneは、手に持って使うには十分な画面サイズだが、運転席や助手席から見るには、5.5インチのiPhone Plusシリーズでも十分とは言えない。やはりカーナビとしては、7インチくらいの画面の大きさは欲しいところだろう。

「iPhoneがもっと大画面で見れたら快適にドライブできるのに。」と思っていた人に朗報だ。

株式会社 慶洋エンジニアリングは、iPhoneの画面をWi-Fi(無線)で映し出せる7インチの液晶モニター「ミラリンちゃん」を発表した。
価格はオープンプライス。
2016年10月中旬より発売予定。

■そもそもカーナビって何? 専用器に劣らないスマホのカーナビアプリ
カーナビは、「カーナビゲーションシステム」の略称であり、文字通りに自動車を道案内してくれるシステムのことだ。GPS(人工衛星)で自動車の現在位置を表示し、目的地までの誘導をしてくれる。

最近では、iPhoneやAndroidスマホをカーナビとして使えるアプリが増えてきた。
スマホのカーナビアプリは、
・最新の地図データが使える
・リアルタイムで渋滞情報を取得できる
・音声ガイダンスで案内してくれる
など、カーナビ専用器にも劣らない、なかなかの充実ぶりだ。
オービス情報を表示できるアプリなども登場している。

■様々な入力に対応できる液晶モニター
「ミラリンちゃん」は、iPhoneやAndroidスマホの画面をWi-Fi経由で映し出せる7インチの液晶モニターだ。
画面の解像度は800×480ドット。

iPhoneのカーナビ画面を7インチの大きな画面で映し出せる。しかも、ドライブ中はカーナビとして、ドライブインやサービスエリアなどでの休憩中は動画ビューアーとしても使える。
電源はHDMI給電ポートを利用するので、モニター本体にHDMIドングルを差し込んで、専用シガー電源を差し込むだけでよい。

そのほかの特長としては、HDMI、VGA、コンポジット端子を装備しているので、様々な映像入力にも対応できる点があげられる。たとえば、マイカーで使わないときには、パソコンのセカンドモニターとしても便利に使えるだろう。

iPhoneをカーナビ利用している人、これから利用したい人には、本製品は役に立つだろう。


ITライフハック 関口哲司