恋人みたいだったのにどうして〜〜 - 山田孝之にアピールするムロツヨシ

写真拡大

 俳優のムロツヨシが6日、都内で行われたドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」第1話先行試写会&記者会見に出席し、撮影中は恋人のように仲良く遊んでいた山田孝之が、撮影後には他の男に心移りしたことを嘆いた。

 本作は、山田演じる勇者ヨシヒコが仲間と共に悪と戦うさまをロールプレイングゲーム風に描き、深夜枠の低予算ドラマながら人気を博したシリーズの第3弾。暗黒の神・デスタークとの壮絶な戦いから数百年後、再び最強の敵・天空の魔王によって暗黒の時代に変わり果てた世界を救うため、ヨシヒコたちが新たな冒険を繰り広げる。

 この日は、山田、木南晴夏、ムロ、佐藤二朗、宅麻伸がファンと第1話を鑑賞したのち、福田雄一監督と共に会見に臨んだ。山田が「第1話、面白かったです。2話以降も期待しています」と視聴者のような感想をつぶやき笑いを誘うと、他のキャストも気持ちは同じだったようで、誰よりも大声で笑っていた木南も「涙を流して笑っちゃうくらい面白かったです」と喜んだ。

 その面白さの一端には仏のアドリブシーンの存在があるが、演じる佐藤は「完全に悪ふざけ。あれをテレビで流してはいけません」と注意喚起。実は、前クールドラマ「神の舌を持つ男」との撮影がかぶっていたためにスケジュールがとれず、スタジオでは「おはようございます。はい、本番」とすぐに収録に入ったのだとか。しかし、それにより佐藤のアドリブ力が発揮されたため、福田監督は「第1話のふざけ過ぎは彼の全力」と絶賛。また、佐藤に関しては9話分を1日で撮影しなければならず、福田監督が冗談でスタッフを通じて佐藤のマネージャーに「今回、(福田監督が)真剣に怒っています」と言わせたところ、佐藤から「セリフは入っています」と何度も釈明する約5分のメッセージが監督の留守電に残っていたことを暴露し、笑いをさらった。

 4年ぶりの新作に山田は「絶対やるべきだと思っていたので、うれしかったです」と笑顔。ムロは「感覚的に続編があることはわかっていたので、始まったら楽しみに現場に行くだけでした」と報告すると、「撮影(期間)中は毎日、山田くんと二人で恋人かのように飲んでいた」と振り返った。ところが「撮影が終わった途端に誘いがなくなった」そう。「わたしじゃないほかの男のところに行っている。それが悲しくて……」と山田の“浮気”に対し悲嘆にくれていた。(取材/錦怜那)

ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」は10月7日スタート 毎週金曜深夜0時12分〜テレビ東京系にて(※TVO テレビ大阪は翌週月曜深夜0時12分〜)