「KFC」の名で世界中で長年愛され続けている、ケンタッキーフライドチキン。 日本では1970年代にお店がオープンし、現在に至るまで老若男女問わず、支持されています。日本のみならず、世界で展開されているKFCですが、呼び方や、メニューは各国で違うです。今回は各国のKFC事情を探りました。

カナダはKFCではなくPFK!? 

ときどき無性に食べたくなるもの…。

そう、日本でもおなじみのケンタッキー。

日本でも海外でもKFCの表記で有名ですが、世界のある一部のエリアだけは「PFK」というらしいのです。

皆さん、どこかわかりますか?

正解はカナダのケベック州。

「PFK」とは、Poulet Frit Kentuckeyの略で、フランス語名称の頭文字です。

image by: Flickr

カナダの中でもフランス語圏であるケベック州のみが、こう呼んでいるんだそうです。

ジェラード王国イタリアKFCは、スイーツメニューが豊富

ファストフードの店が少ないイタリアでは、なんと2014年に初上陸のKFC。

イタリア国内では、2016年4月時点で6店舗運営されています。

そしてイタリアといえば毎日でも食べたい名物ジェラート。

イタリアのKFCメニューも、他の国に比べるスイーツメニューが豊富な点がイタリアKFCの魅力です。

シンガポールではライスメニューも

西洋と東洋文化が融合されたエキゾチックな雰囲気が魅力のシンガポールでは、なんとチキンと一緒にライスがついてくるメニューも!

左:オリジナルライス・バスケット 右:カリーライス・バスケット

牛肉よりも鶏肉が人気がある東南アジアのシンガポールでは、モーニング・メニューだけでなく、平日限定メニュー、週末限定メニューなど幅広く展開されているのが特徴です

メープルシロップの産地カナダには日本の定番のビスケットはない!?

日本ではおなじみのビスケット。

メープルシロップをたくさんかけて食べるこのメニューも、メープルシロップの産地カナダにはないという驚きの事実が。

カナダのKFCの特徴はポテトなどにつけるソース類がとにかく豊富。

そして定番メニューにはグレービーソースやチーズがトッピングされているチキン・ボールも。

こちらがカナダのチキンボール

その国の人々の嗜好にあわせてメニューも変えている柔軟性が、全世界で展開されているKFCの魅力なのかもしれません。

海外に行った際には、ぜひその国ならではのKFCメニューを食べてみるのも面白いかも!

image by: Ken Wolter / Shutterstock.com

記事提供:海外留学のEF 

出典元:まぐまぐニュース!