【本気で見直しスマホ代】第2回ムダなオプションの見直しが大事!

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毎月の高いスマホの使用料金を少しでもなんとかしたい! 新生活の始まる春だからこそ、通信料を見直しませんか? 第2回となる今回は、ムダに契約しているオプションを賢く取捨選択して節約する方法を紹介しちゃいます!

■ショップの強制加入オプションが思わぬ出費に!

スマートフォンの使用料金は、第1回で紹介した通り“通話の基本プラン”と“データ通信プラン”の組み合わせによって決まってきます。そのため、それぞれのプランを利用状況にあったものに変更するだけで大幅に使用料金を節約することができるんです。

しかし、スマホの使用料金は、音声とデータの基本プランのほかにも、留守番電話サービスやキャッチホンといった“オプション料金”が加算されているケースがほとんどです。このオプションは、ひとつ100〜500円程度の安い金額となっていますが、いくつものオプションに加入していると“ちりも積もれば山となる”という言葉通り、使用料金が高くなってしまいます。しかもこれらのオプションは、携帯電話の契約や機種変更した時、キャッシュバックや機種代金の割引の引き換えとしてほぼ強制的に加入させられているケースが多いんです。もちろん断ることもできますが、キャッシュバックや割引などの特典が受けられないことがあるので購入前に確認しておきましょう。まずは、いらないオプションに加入していないかをチェックしてムダなものを解約して節約につなげてみましょう。

■ショップで加入するオプションは2種類

●携帯電話キャリアが提供するオプション

ショップで加入するスマホのオプションには、大きく分けて2つの種類があります。ひとつは、留守番電話やスマホ本体の補償サービスなど、携帯電話キャリアが提供するオプション、そしてもうひとつが音楽や動画、着メロなどを配信する有料コンテンツです。キャリアが提供するオプションは、ドコモなら「My docomo」、auは「auお客様サポート」、ソフトバンクは「My SoftBank」などの管理画面にログインすることで加入状況をチェックしたり解約したりすることができます。動画や音楽、電子書籍など利用していないコンテンツがあれば解約しておきましょう。ただし、「spモード」や「LTE NET」、「S!ベーシックパック」などのオプションを省くとインターネットに接続できなくなるので注意が必要です。

●キャリア以外の業者が提供する有料コンテンツ

キャリア以外の業者が提供する有料コンテンツは、基本的に各コンテンツにアクセスして直接解約する必要がありますが、キャリアの継続課金に関するページから契約を解除できるケースもあります。加入状況は、各キャリアの管理画面にある継続課金に関するメニューから確認してみましょう。ショップによっては、複数の有料コンテンツに強制加入させることもあります。ひとつひとつの金額が小さくても数が多くなると大きな出費となるので注意したいですね。また、キャリアの公式ショップで購入したからといって油断してはいけません。公式ショップであっても複数の有料コンテンツに加入させられているケースがあるので一度確認しておくとよいでしょう。

余談ですが、ひと昔前のケータイショップでは20〜30もの有料コンテンツに強制加入させられるといったケースもありました。ひとつ300円だとしても、有料コンテンツだけで月6000円〜9000円もの料金が発生します。これは極端な例ですが、現在でも5つ程度の有料コンテンツ強制加入は行われているので注意してみてください。

■各キャリアのオプション加入状況確認&解約メニューの探し方

●ドコモ

公式オプション

「My docomo」→「ドコモオンライン手続き」→「ご契約内容確認・変更」

有料コンテンツ

「dメニュー」→「マイメニュー一覧」→「継続課金一覧」

●au

公式オプション

「auお客さまサポート」→「各種サービスの変更・申し込み」

有料コンテンツ

・各サイトから直接退会
・「au ID」にログイン→「ご利用中のサービス ID連携/au IDログイン」→「auかんたん決済」→「au かんたん決済」→「利用制限設定」→「すべて制限」ですべて解約可能

●ソフトバンク

公式オプション

「My SoftBank」→「契約確認」→「オプションサービス」

有料コンテンツ

「My SoftBank」→「オンライン料金案内」→「ソフトバンクまとめて支払い利用履歴」

■まとめ

今回は、ムダなオプションを解約して使用料金を節約する方法を紹介しました。第1回でご紹介したプラン見直しテクニックを組み合わせれば、今までムダに支払ってきた使用料金を大きく節約することができるでしょう。次回は、使用料金をお得にするための割り引きを活用し、さらに節約するテクニックを紹介していきたいと思います。お楽しみに!

(古作光徳)