“お手軽”な組み立て鉄道模型「Bトレインショーティー」特集
バンダイの「Bトレインショーティー」(以下、Bトレ)という組み立て式の鉄道模型をご存知でしょうか。一般的な鉄道模型と同じ 1/150 スケール(Nゲージ規格)ながら、車両の長さが半分に短縮されているのが特徴で、とても人気を集めています。本特集では、このBトレの魅力に迫りたいと思います。

これがBトレインショーティーです。モデル名は、Yamanote History ?の101系(カナリヤ)。組み立て式ですが、精巧なつくりになっています
Bトレでは、さまざまな鉄道車両のモデルが用意されいていますが、本特集では「山手線」に注目しました。というのも、「Yamanote History」シリーズと銘打ち、2016年1月より4か月連続で2アイテムずつ歴代の山手線車両が販売されるからです。今回は 2月に発売された黄色の車両「Yamanote History ? 101系(カナリヤ)山手線」をくわしく見ながら、Bトレの魅力をお伝えしたいと思います(なぜ101系カナリヤを選んだのか? それは黄色でかわいいから……)。後半では、4月発売予定の最新車両E235系のキットを含めて、Yamanote History シリーズを一挙にご紹介します。

Bトレインショーティーは、専用のレイアウトベースを使って走らせることができます。短い車両なので、簡単にレイアウトを楽しめますよ。写真では、ベースの周りにフィギュアを飾ってみました

Yamanote Historyシリーズは、4月までに7モデルが発表されます。写真のいちばん手前が、新型車両E235系のキットになります。鉄道模型業界ではいち早い商品化になるそうですよ
「Bトレインショーティー」とは?
まず、Bトレの特徴を紹介します。
Bトレは、鉄道模型のうちのひとつです。バンダイから発売されており、スケールはNゲージと呼ばれる一般的な鉄道模型の規格と同じ 1/150。プラモデルのように自分で組み立てるキットになっています。プラモデルのように組み立てるといっても、パーツは彩色済みで、一部ランナーから取り外す必要がありますが、パーツ数が少なく短い時間で制作できます。
さらに、ほかの鉄道模型と違い、車両の長さが半分の「ショーティー」になっているのも特徴です。そのため、他の鉄道模型を飾るほど大きなスペースを必要としません。長さは短くなっていますが、車両はディテールまで精巧に作られています。車両のサイズが半分というかわいらしさと、ディテールの作り込み度の高さのギャップが魅力ですね。また、価格は1キットがだいたい2,000円前後という、お買い求めやすい価格も人気の理由のようです。
「Yamanote History ? 101系(カナリヤ)山手線」の完成形をレビュー
次に、Yamanote Historyの101系(カナリヤ)の完成形を使って、Bトレの車両をレビューしたいと思います。

101系(カナリヤ)の完成形です

ひと車両はこれくらいのサイズです。バスみたいな短さでかわいらしいですね

正面から

後ろ

横から

上から

裏から車輪のところ

車両の形式称号はデカールで表現されています

パッケージの表面です。先頭車と中間車の2両セットです

パッケージの裏面は、都内の景色と 101系(カナリヤ)についての説明が書かれています

パッケージの裏を背景にして車両を飾ることができます

キットの内容はこのような感じで、パーツは一部ランナーから切り外す必要があります。モデルによって異なっていますが、パーツ数は50〜100くらいでしょうか

デカールが付属しています
専用レイアウトベースを使うと、簡単に走らせられて、ジオラマも楽しめる
Bトレは、別売オプションの「レイアウトベース[N-B4]」と、Bトレ用の動力ユニット、走行用ユニットなどを使うことで、組み立てたBトレを走らせることができます。レイアウトベースは乾電池式でコードレス仕様。スイッチもベース本体についているので、場所をとらずに飾ることができますよ。
![レイアウトベース[N-B4]のパッケージ](https://img1-kakaku.ssl.k-img.com/images/maga/icv/pc640/3904/17.jpg?d=201603162029)
レイアウトベース[N-B4]のパッケージ

レイアウトベースを組み立てるとこんな感じ。B4サイズくらいの大きさになります

側面にはオン・オフのスイッチと、スピードを調整するつまみがあります

単4形乾電池を6本使用。側面に電池を入れます

上のプレートには、お好みで市販の建物などを組み合わせて配置することができますが、レイアウトベースの紹介ページから、プレートに貼って楽しめる「かんたん台紙」をダウンロードできます
Bトレインショーティーをレイアウトベースの上で走らせるには、Bトレの車両に、以下で紹介する別売の動力ユニットなどを取り付ける必要があります。

動力ユニットと走行台車T改。このほか、機関車用や路面電車用、ディーzル機関車専用などもあります

車両から車輪部を取り外し、動力ユニットを2両目にセット。他の車両には、走行台車をセットします

他の車両ですが、動力ユニットをセットするとこうなります

車輪はこのような感じで付いています

レイアウトベースの線路の上に車両をそっと置きます

オフィスにいたミニチュアサイズの方々を線路の周りに配置。にぎやかになりました(笑)
実際に走らせてみました。フィギュアを置いただけなのですが、世界ができているような気がします。このコンパクトさは飾りやすいですね(コードレスなのも便利)
Yamanote History では最新車両の E235系が早速キット化されています
Bトレは、さまざまな車両が用意されていますが、2016年の3月時点でもっとも注目を集めているのは、Yamanote History シリーズだと思います。
2016年1月より発売開始されたシリーズで、1951年から現在までの歴代の山手線の車両がラインアップ。3月現在、「クハ79+モハ72」「101系(カナリヤ)」「103系初期(ウグイス)」「103系高運転台(ウグイス)」「205系」「E231系」が発売されているほか、4月16日には、新型車両の「E235系」が早くも登場します!
これまでの山手線車両とは顔つきがぜんぜん違う新型車両のE235系。筆者はまだE235系の実物を見たことがないのですが、いちど乗ってみたいですね。BトレE235系は、4月16日より発売です。価格は2,376円(税込)。

手前から、E235系、E231系、E205系、103系高運転台(ウグイス)、103系初期(ウグイス)、101系(カナリヤ)、クハ79+モハ72

シリーズの箱を1から順に並べると背景が山手線になっているような……

箱の裏側は、それぞれ違う東京の山手線沿線の景色が描かれているようです

クハ79+モハ72

101系(カナリヤ)

103系初期(ウグイス)

103系高運転台(ウグイス)

103系初期(ウグイス)と103系高運転台(ウグイス)を並べてみました。正面の窓のデザインなどが違っているようです

103系初期(ウグイス)と103系高運転台(ウグイス)

E205系

E231系

最新車両のE235系です。4月16日発売予定

E235系の正面。顔の下半分にグラデーションがあるデザインは新しくてインパクトがありますね

行き先表示が、イチョウ柄のように見えます

E235系の2両目の後ろ

E235系を横から。斬新な縦縞柄です

上から

下から
まとめ
Bトレは組み立てキットになっているため、「手間や時間がかかりそう」と感じる方もいるかもしれませんが、他のプラモデルよりもパーツ数が少なくて彩色済みなので、組み立てはそれほど難しくないと感じました。車両の長さが半分ということで、細部の表現力などを心配する方もいるかもししれませんが、ディテールはとてもキレイに作りこまれている印象です。
また、レイアウトベースを使うことで車両を走らせられるのも面白いところですね。レイアウトベースはB4サイズくらいの大きさなので、後片付けの手間もあまりかからず、出したりしまったりするのも簡単です。常時出して飾っておくにも、B4サイズ程度のスペースで済むのはうれしいですね。壁の飾り棚や出窓などにも飾れそうです。
今回Bトレで遊んでみて、「気軽に試してみよう」と思える大きさや価格帯なのがいいと感じました。お子さんといっしょに遊ぶのに適しているのはもちろんのこと、「鉄道模型を知ってみたい」と考えている方や、プラモデルを作ったことのない方などでも楽しめると思います。ぜひ、遊んでみてください!
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