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凸版印刷と東芝テックは3月3日、凸版印刷の電子チラシ・サービスである「Shufoo! (シュフー)」と東芝テックの電子レシート・サービスである「スマートレシート」を連携させ、流通企業がShufoo!に配信したコンテンツによる来店効果を可視化できると共に、顧客の購買履歴に基づくコンテンツのセグメント配信でCRMを可能にするという「Shufoo! レシートデータ連携サービス」を開発したと発表した。サービスの提供開始は2017年度の予定。

Shufoo!は、買い物前にチラシを主としたコンテンツを閲覧するサービスとして多くの生活者に支持されるメディアに成長したといい、多くの流通企業が店舗への来店を促進するメディアとして利用しているという。

スマートレシートは、レシートのデジタル化によるコスト削減に加えて、買い物後の購買履歴に応じたOne to One販促や販促実施後の効果検証ができるサービスとのこと。

同サービスでは、Shufoo!とスマートレシート双方の価値を組み合わせることで、流通企業は買い物前のチラシ閲覧行動と買い物後の購買データを連動させ、顧客に対して最適でお得な情報配信を実現し、さらなる来店と購買を促すことが可能になるとしている。

両社は流通企業と共同で2016年度後半から実証実験を実施し、2017年度のサービス開始を目指す。

(山本善之介)