グティのポテンシャルはジダン&ロナウド以上だったと語るカッサーノ「歴代最高の選手になり得た」

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▽サンプドリアの元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、レアル・マドリー時代に元スペイン代表MFグティ氏(ホセ・マリア・グティエレス・エルナンデス)の技術に驚いたことを明かした。

▽カッサーノは、2006年1月から1年半にわたってマドリーに在籍。スペイン『アス』のインタビューに応じたカッサーノは、当時チームメートだったマドリーのレジェンドであるグティ氏に感銘を受けたという。

▽ピッチ上で理解し合えた選手は誰だったかと問われたカッサーノは、以下のように話した。

「僕は、フットボールの歴史上でも5指に入るような選手のうちの2人と共にプレーすることができた。ジズー(ジネディーヌ・ジダン現マドリー監督)とロニー(元ブラジル代表FWロナウド)だ」

「ただ、正しい時期に平静を保ち、完璧なプロであれば、フットボール史上最高の選手になり得たと思うプレーヤーがいた。グティだ」

「彼はクオリティが詰まったカバンを持っていた。異星人だった」

▽マドリー下部組織出身のグティ氏は、1995年にトップチームデビュー。卓越したパスセンスやゲームメーク力、シュート精度などを武器に、セントラルMFやウイング、トップ下、センターフォワードなど様々なポジションでプレーした。15シーズンにわたってプレーしたマドリーでは、公式戦538試合に出場して77ゴールを記録。2010-11シーズンからベシクタシュでプレーしたのち、2012年に現役を引退した。