auとソフトバンクの新「学割」は実質の値上げ? 毎月5GB以上もらえるけど、支払いが増えるケースも

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今年もケータイ各社の「学割合戦」の季節がやってきた。
auとソフトバンクが発表した新「学割」プランは、どちらも「通信量のプレゼント」が特徴だ。

auは26歳になるまでずーっと5GBプレゼント
今回auが発表した学割au学割」キャンペーンは、1年や2年といった一定期間に対しての特典ではない。
26歳になるまで、長期にわたって特典を受けられるものとなっている。
具体的には、
・26歳の誕生日まで、5GBのデータ通信量を毎月プレゼントされる
・1年間は毎月1000円割引が受けられる
・キャンペーンの受付期間は、1月14日〜5月31日まで

というものだ。

対象となる条件は、
・25歳以下の契約者が新規・MNP・機種変更と同時に端末を購入する
・データ定額 5以上のプランに加入する
・一定の条件で家族にも特典がある

というもの。
ほかにもいくつかの条件はあるが、おおまかなものは上記となる。

au学割で、大きな特徴が、26歳の誕生日までデータ量増量ということだ。
つまり、契約者が若ければ若いほど、実質的に貰えるデータ量が増える計算となる。
たとえば、
・13歳が契約者の場合 → 26歳になるまで13年間、毎月5GBプレゼントで合計780GB
と、かなりオトクだ。

一方、
・24歳が契約者の場合 → 26歳になるまで2年間、毎月5GBプレゼントで合計120GB
に止まる。26歳に近ければ近いほど、割安感を感じにくくなってしまうキャンペーンとも言えよう。

●ソフトバンクは、とにかく3年間6GBをプレゼント
ソフトバンクの学割キャンペーン「ギガ学割」は、25歳までの契約者が対象だ。
ここまではauと同じだが、一律36か月(3年間)の割引となっている点が異なる。

・36か月間(3年間)、毎月6GBのデータ通信量をプレゼント
・受付期間は、1月15日〜5月31日まで

というもの。
新規契約やMNPの場合は、上記特典とどちらかを選ぶカタチで毎月1008円もしくは1620円割引を36か月間受けることも可能だ。

対象となる条件は、
・25歳以下の契約者が新規・MNP・機種変更と同時に端末購入する
・データ定額パック5GB以上のプランに加入(毎月6GBプレゼント希望の場合)する
・一定の条件で家族にも特典がある

となる。

ソフトバンクの学割では、26歳にさえなっていなければ、データ通信量の増量が36か月続く。
したがって、いつ契約しても不公平感は少ない学割とも言えそうだ。

●どちらもパケット定額 5GB以上の契約が必須になる
今年の「学割」トレンドは、「データ通信量のプレゼント」となりそうだ。
auは26歳になるまでずっと5GBプレゼント
・ソフトバンクは36か月間6GBプレゼント

しかし、注意点もある。
両社とも、5GB以上のパケット定額サービス加入が必要というところだ

これは、どういうことかというと、

・基本料 1700円(通話定額ライトプラン)
・インターネットサービス基本料 300円
・パケット定額サービス 5GB 5000円
合計 7000円

これだけの料金が、毎月必要になる。
auは12か月間1000円割引されます。

インターネットを多用する人には、かなりオトクな反面、そもそもインターネットはあまり使わない人にとっては、割高な契約になるとも言える。

当然ながら、auもソフトバンクも、固定インターネット契約とのセット割引でお得になる。
逆に、自宅の固定インターネットがauやソフトバンクとのセット契約になっていない人は、ショップにてよく計算してもらってから判断したほうがよいだろう。

単純に「お得だ! 5GBないし6GB貰わないと損するぞ」というだけで「学割」プランに変更すると、逆に損する可能性だってあり得るのだ。

今年の学割も、シンプルなように見えて、実は、なかなか複雑怪奇な内容になっているようだ。

auの学割|KDDI
ギガ学割|ソフトバンク


布施 繁樹