気合を入れ、モチベーションにあふれ、そして笑顔だ。ペペ・レイナとゴンサロ・イグアインは、ナポリの攻守の顔である。2016年のカレンダー発表で、2人はサポーターに夢を持たせている。

レイナは次のように述べた。

「首位に立つことがネガティブに働いたとは思わない。現時点で首位かどうかは興味ないんだ。僕らは5月にその位置にいたい。でも、今は2015年を見事に締めくくることを考えよう。僕らはアタランタ戦をすごく重視している。サポーターにとっても常に重要な試合だ」

昨季の20失点、2年前の18失点と比べて、今季は12失点のナポリ。レイナはこう続けた。

「僕らが良くなったことが分かるね。チームの重心はより高い位置になったし、それが被枠内シュートを減らす助けになっている。(マウリツィオ・)サッリ監督はとても素晴らしい仕事をしてきた。例えば、ローマは僕らとの試合で枠内シュートなしだったね」

そのローマは、インテルやユヴェントスとともにスクデット争いのライバルだ。

「僕らは自分たちだけで戦っているわけじゃない。でも、前節のパフォーマンスはさらなる自信となったよ」

イグアインも次のように話している。

「ナポリが2016年にできるだけタイトルを獲得できるように、自分のゴールで助けられることを願っているよ。小さな3冠を達成できるかもしれない。ナポリの一番のライバルは、ナポリだ。うまくやれば、僕らは本当にかなりのところまでいけるはずだよ」

ナポリの運命はイグアインのパフォーマンス次第のところも大きい。

「サッリ監督に感謝している。5分でここに残るべきと納得させてくれた。とても誠実な人だと思ったよ。賛辞には感謝している。でも、バロンドールは本当に難しいと思う」

イグアインの目標は別にあるのだ。

「ナポリの歴代トップスコアラーの座はまだ遠い。でも、僕にとってそれは目標だ。生涯残留? 僕にはナポリとの契約があり、この街でとても良い暮らしができている。サポーターの愛情もうれしい。サン・パオロが満員だと、自分がもっと強いと感じられるんだ。素晴らしいスタジアムだよ。僕の夢はここで勝つことだ。特別なことだと知っているからね」

昨季の敵地でのアタランタ戦では、同点ゴールを決めたが、PKを外してしまった。

「うまくいくといいね。勝てることを願っている。相手が守ってくると、すべてがより難しくなるんだ。でも、僕らはその点でも向上できるように仕事をしている」