アメリカ大統領選の泡沫候補たちのキャラが斜め上すぎて変人オリンピック状態www【動画】

写真拡大

「政治はプロレスに似ている」なんてたとえもあるが、来年に控えたアメリカ大統領選挙を前に、プロレスラー以上にキャラが立っている泡沫候補が話題となっている。

https://youtu.be/CN8kJ-oInzo


ヴァーミン・ラブ・スプリームはニューハンプシャーのパフォーマンス・アーティストで活動家。2008年当時共和党員だったという彼だが、よりアナーキーな方向に思想を転換。頭に長靴を被りヒゲと見た目もかなりパンチが利いているが、公約として掲げる経済政策が「国民一人ひとりにポニーを与える。みんなが馬を持てば経済は良くなる」、エネルギー政策は「ゾンビのエネルギーを利用して資源化する」、さらに「過去にタイムスリップしてISISを撃退する」という新たな公約を追加している。プロモーションビデオでは、銃をぶっ放し、かなりマッチョなイメージをアピール。「地球の危機を救う」と立ち上がった"ヤバイ"人たちを詰め合わせたドキュメンタリー映画を製作するために寄付を募ると1万ドルが余裕で集まるなど、本気なのか冗談なのかわからないほど注目を集めているのは確かだ。

https://youtu.be/Gg5SwyTvAHw


次はジミー・マクミラン候補。ニューヨーク州知事として5年前に立候補した時も注目されたが、彼の公約は「都市部の家賃高くねえか?」、さらに党の名前も「The Rent Is Too Damn High Party」=「家賃がクソ高すぎる党」とストレート過ぎてすがすがしいが、実際、ニューヨークにしてもサンフランシスコにしても、大都市部の異常な家賃高騰はアメリカで社会問題化しており、彼の主張は結構正しかったりするのだ。

とはいえ、長年事務所として借りていたマンハッタンの物件を、値上げを理由に追い出されるなど、体を張って家賃の高騰を証明したジミー・マクミラン候補だが、「家賃がクソ高い」とボヤくだけで何もやってくれそうもないのが実情である。

https://youtu.be/dujUyKTuzts


そしてこちらは予想外の人外候補、リンブルバット・マッカビンス候補。オスネコ、5歳。スローガンは「Meow Is the Time」=「時は来たニャー」。アメリカでも猫ブームかよ!と言いたいところだが、アメリカは人間じゃなくても出馬可能とのこと。ただし35歳以上ということで、ネコ5歳はあと30年しないと出馬不可。

日本にも、変わり者の泡沫候補がたびたび話題になるが、アメリカの候補はスケールが違う。今後の、アメリカおよび世界情勢にも大きな影響を与えるアメリカ大統領選挙だが、その片隅でエンターテイメントとしか思えない、トンデモ候補が次々と登場している点も見逃せない。

■11月のAOL特集
世界の可愛すぎる動物たち【フォト集】