学生の窓口編集部

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NHKニュース7がノーベル賞受賞に沸いている。日本人で2年連続の医学生理学賞を受賞したのが北里大学名誉教授の大村教授だ。大村教授は夜間高校の先生から研究者になり、数千億の特許料を放棄して無料で薬品を配り、数億人の命を救った偉大な研究者だ。またフィラリアの薬も開発し、そのおかげで犬の寿命は1980年代には3年程度だったのが、現在では15年にまで伸びている。

その大村教授が若い人に向けたメッセージを聞かれ答えたのだが、それがかなり心に響く金言だと話題となった。

「最近感じること。失敗すると沈んでしまう子が多い」

「成功した人は誰よりも失敗した人」

「人を超えることは絶対にできない。人まねでは。失敗を恐れるな」

と日本国民にメッセージを送った。これは大村教授自身が失敗を数多く経験してきたことを示唆しており、勇気付けられるメッセージだ。

大村教授は夜間高校の教師時代、学生達が仕事の後で汚れた格好で学校に真面目に通ってくる姿に心を動かされ、研究をさらに続けねばと励みにしたとも語った。


"ノーベル平和賞"を受賞してもおかしくない偉大な先生の発言に注目が集まった。