ミランは22日のセリエA第5節でウディネーゼとアウェーで対戦する。ウディネーゼは開幕4試合で勝ち点3と危機にあるが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は次のように述べている。

「私は彼らに大きな敬意を払っている。どの瞬間でも試合を決められるような選手たちがいるんだ。(ドゥサン・)サパタや(シリル・)テロー、(アントニオ・)ディ・ナターレのようなクオリティーのある選手たちがいる。中盤も優秀だし、簡単な試合ではないだろう。我々は失点しないように努めなければいけない。攻撃的になるのは正しいことだが、バランスを失うわけにはいかないんだ」

負傷したイニャツィオ・アバーテの代わりに、ダヴィデ・カラブリアが再び出場機会を得るだろう。ミハイロビッチ監督はカラブリアを称賛している。

「プレシーズンも彼は良かった。素晴らしいクオリティーを持っているんだ。謙虚さを保てば、素晴らしいキャリアを築くことができるだろう。彼は見事な安心感を与えてくれた。彼を起用するのは、信頼しているからだ。とても若い選手だが、明日もプレーするならうまくやってくれるだろう」

「本田? 彼は攻撃面で向上し、もっと影響力を出さなければいけない。彼には技がある。それを見せなければいけないというだけだ」

「(ユライ・)クツカは、前節の試合後にほめたよ。ハーフタイム、彼は復帰できるかどうか分からなかったのだが、私が交代することになれば我々は勝てないと言って、彼はピッチに残ることを決めてくれたんだ」

「パレルモ戦の勝利は、解放されるのに役立った。満足できたことがたくさんあったんだ。ほかに改善点もあるが、私は我々が正しい道にいると確信している」

順位表のトップにいるのはインテルだが、ミハイロビッチ監督はインテルにそれほど感銘を受けていないようだ。

「我々は我々の道を進む。勝者が分かるのはスタートではなく、最後だ。我々は勝ち馬だよ。4試合で評価することはできない。ただ、一つ確かなのは、独走させ過ぎてはいけないということだ。追いかけるのは心身ともに消耗するからね。彼らは日程が有利だ。いつ、どうやって対戦するかが重要じゃないというのは事実じゃない」

友人のロベルト・マンチーニ監督については、このように冗談を飛ばしている。

「彼に言いたいのは一つだけだ。髪型だよ。色ではなく、カットだね」